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予想とまとめ

定時での為替市場のまとめ

12日 ドル円、反発
2025/09/13 06:06
 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は147.68円と前営業日NY終値(147.21円)と比べて47銭程度のドル高水準だった。自民党総裁選に関する世論調査で、「次期総裁にふさわしい人物として高市早苗前経済安全保障担当相がリードしている」との報道が伝わり、海外勢が円売り・ドル買いを進めた。21時30分過ぎに一時148.07円と日通し高値を更新した。
 ただ、一目均衡表雲の上限148.16円や前日の高値148.17円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。9月米ミシガン大学消費者態度指数速報値が55.4と予想の58.0を下回ったことも相場の重しとなり、4時過ぎに147.46円付近まで下押しした。

 ユーロドルは横ばい。終値は1.1734ドルと前営業日NY終値(1.1734ドル)とほぼ同水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。週末を控えたポジション調整目的の売りも出て、21時30分過ぎに一時1.1701ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、米経済指標の下振れを受けて買い戻しが強まると1.1742ドル付近まで持ち直した。欧州中央銀行(ECB)の利下げ局面は終わりに近づいているとの見方が広がる一方、米連邦準備理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開することがほぼ確実視されており、金融政策の方向性の違いを意識したユーロ買い・ドル売りも入りやすかった。

 ユーロ円は続伸。終値は173.27円と前営業日NY終値(172.75円)と比べて52銭程度のユーロ高水準。10月4日投開票の自民党総裁選を巡る報道を受けて、欧州市場では一時173.44円と日通し高値を付けた。ただ、NY市場ではドル円の失速に伴う円買い・ユーロ売りが入り、172.98円付近まで下押しする場面があった。

本日の参考レンジ
ドル円:147.12円 - 148.07円
ユーロドル:1.1701ドル - 1.1748ドル
ユーロ円:172.58円 - 173.44円
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