予想とまとめ
今週の予想
今日の予想はこちら国内イベントスケジュール
2日
| 10:30 | ◎ | 氷見野良三日銀副総裁、あいさつ |
3日
| 08:30 | ◎ | 1月完全失業率 |
| 08:30 | ◎ | 1月有効求人倍率 |
| 08:50 | ◇ | 10-12月期の法人企業統計調査(法人季報、ソフトウェアを含む設備投資額) |
| 08:50 | ◇ | 2月マネタリーベース |
4日
| 14:00 | ◇ | 2月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯) |
5日
| 08:50 | ◇ | 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) |
6日
| 08:50 | ◇ | 2月外貨準備高 |
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
海外イベントスケジュール
5日
| 09:30 | ◇ | 1月豪貿易収支 |
| 16:00 | ◎ | 2月スウェーデンCPI |
| 16:45 | ◇ | 1月仏鉱工業生産 |
| 17:00 | ◇ | 2月スイス失業率(季節調整前) |
| 17:50 | ◎ | デギンドスECB副総裁、講演 |
| 18:30 | ◎ | 2月英建設業PMI |
| 18:35 | ◎ | レーン・フィンランド中銀総裁、講演 |
| 19:00 | ◎ | 1月ユーロ圏小売売上高 |
| 21:30 | ◇ | 2月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ) |
| 22:30 | ◇ | 1月米輸入物価指数 |
| 22:30 | ◇ | 10-12月期米非農業部門労働生産性・速報値 |
| 22:30 | ◇ | 10-12月期米単位労働コスト・速報値 |
| 22:30 | ◎ | 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数 |
6日
| 02:00 | ◎ | ラガルドECB総裁、講演 |
| 03:00 | ◎ | 2月ブラジル貿易収支 |
| 16:00 | ◎ | 1月独製造業新規受注 |
| 19:00 | ☆ | 10-12月期ユーロ圏GDP確定値 |
| 22:30 | ◎ | チポローネECB専務理事、講演 |
| 22:30 | ☆ | 1月米小売売上高 |
| 22:30 | ☆ | 2月米雇用統計 |
| 24:00 | ◇ | 2月カナダIvey購買部協会景気指数 |
| 24:00 | ◇ | 12月米企業在庫 |
7日
| 02:00 | ◎ | シュナーベルECB専務理事、講演 |
| 03:30 | ◎ | ハマック米クリーブランド連銀総裁、講演 |
| 05:00 | ◇ | 1月米消費者信用残高 |
8日
| 米国が夏時間に移行 |
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
◆豪ドル、5月月次CPIに注目
◆ZAR、反イスラエル・親イランのため中東紛争長期化・激化は売り要因に
予想レンジ
豪ドル円 92.50-95.50円
南ア・ランド円 7.85-8.20円
6月23日週の展望
豪ドルは、来週も引き続き方向感のない動きになりそうだ。市場の注目はトランプ米政権による関税の動向と中東情勢になっており、豪州の国内情勢よりも国外要因が左右する相場展開が予想される。
イスラエルとイラン間での軍事攻撃が拡大している中で、週末には米国のイラン攻撃の可能性が示唆された。市場では、ホルムズ海峡封鎖や、他の中東国を巻き込む紛争拡大に発展してしまうかなどが警戒されている。地政学的には豪州と中東は距離があるものの、豪ドルはリスクセンチメントの移り変わりに動意づきやすいこともあり、戦争の状況を見極める必要がある。
また、関税に関しても、豪州は対米貿易赤字を計上していることから、高賦課関税は予想されていない。ただ、7月9日の追加関税の猶予期間を前にして、他国に対してのトランプ米大統領の関税強化が公表されれば豪ドルも動意づくだろう。
経済指標では、豪州からは25日に発表予定の5月消費者物価指数(CPI)に注目。月次CPIには、四半期CPIの対象と比較して62~73%に相当する分のみしか含まれていないことで、全体像を示すものではない。ただ、1-3月期の国内総生産(GDP)が低調になる中で、月次とはいうもののインフレ指標が低下した場合は、豪準備銀行(RBA)の利下げ圧力が高まりそうだ。なお、ニュージーランド(NZ)からは25日に5月貿易収支、27日にはANZ消費者信頼感指数が発表される予定。
南アフリカ・ランド(ZAR)は上値が限られそうだ。イスラエルとイランの紛争が長期化・激化した場合には、リスク回避の動きでZARにとってはネガティブ要素となり、上値を抑えることになる。また、南アは昨年5月に国際司法裁判所(ICJ)に対し、イスラエルが計画していたパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファへの軍事攻撃を阻止するよう請求するなど、反イスラエルの姿勢を貫いている。また、昨年の年初からイランはBRICSに正式に加盟しており、南アとイランの関係も近い。イスラエルの自衛権を支持するG7各国と異なる姿勢を示していることも売り要因になるだろう。なお、来週の南アからの経済指標は、26日に4-6月期BER消費者信頼感と5月卸売物価指数(PPI)が発表予定。
6月16日週の回顧
豪ドルは対ドルでは横ばい、対円では底堅かった。中東情勢の悪化では、有事のドル買いの勢いが強く、中でもドル円の上げ幅がやや広がったことが豪ドル円の支えになった。5月雇用統計は、新規雇用者数は予想に反してマイナスとなったが、マイナス要因が非常勤雇用者数の大幅減少だったことで市場の反応は限られた。ZARは軟調。中東情勢の悪化により、新興国通貨が売られやすい地合いだった。中でも、南アは反イスラエル姿勢を取っていることもあり、対ドルでは5月中旬以来の水準まで弱含んだ。(了)
(執筆:6月20日、09:30)