東京為替見通し=ドル円、リスク・オンの地合いで軟調推移か
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 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米国株相場が上昇したことでリスク・オンのドル売りが優勢となり107.20円まで軟調推移。ユーロドルは1.1352ドルまで上昇、ポンドドルも1.2623ドルまで上昇した。

 本日の東京為替市場のドル円は、107.50円のNYカットオプションによる下支えの可能性がある中、香港情勢を巡る米中対立激化懸念や新型コロナウイルスの感染拡大などを見極める展開が予想される。
 8時50分に発表される対外対内証券売買契約等の状況では、年初来(1-6月)の対外証券投資額(約13.5兆円規模の買い越し)に示唆される本邦機関投資家の旺盛な投資意欲、すなわちドル円の買い要因を再確認することになる。
 10時30分に発表される6月中国消費者物価指数(予想:前年比+2.5%、5月+2.4%)と6月中国生産者物価指数(予想:前年比-3.2%、5月-3.7%)では、経済活動再開とデフレ圧力を見極めることなる。

 香港情勢では、米大統領側近が香港の米ドル・ペッグに打撃与える案を検討、トランプ米政権が鉄道年金基金に中国への投資を避けるように警告、などの報道があり、関連ヘッドラインに要警戒となる。もし、トランプ米政権が、「1992年香港政策法」の修正条項により、香港に認められている優遇措置(米ドルペッグ制度)を大統領令により撤回した場合、中国側は、米国債券・株式の売却という報復措置にでる可能性が高いことで、トランプ米政権にとっては不利となるため、実現性は低いと思われる。

 ドル円の注文状況は、107.50円に本日8日のNYカットオプションが控えており、上値には、107.70-80円に断続的にドル売りオーダー、超えるとストップロス買い、6月日銀短観の2020年度ドル円想定為替レート(107.87円)の上の107.90円から108.50円にかけては断続的にドル売りオーダーが控えている。下値には、107.00-10円に断続的にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。


(山下)
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