株式明日の戦略-連日の後場安で5日続落、米主力企業の決算は反転材料となるか
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 30日の日経平均は5日続落。終値は57円安の22339円。米国株がFOMCの結果やパウエル議長会見を好感して上昇したことから買いが先行。寄り付き直後には上げ幅を3桁に広げる場面もあった。しかし、22500円より上が重く、前引けにかけては上げ幅を縮小。後場はマイナス圏からのスタートとなった。下げた後は小動きながらじり安基調が続き、小幅な下落ではあったものの、安値圏で取引を終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆2600億円。業種別では証券・商品先物や精密機器、情報・通信などが上昇した一方、空運や電気・ガス、陸運などが下落した。ドバイ企業とのパートナーシップ契約を締結したと発表した共同ピーアールが後場にストップ高をつける場面もあるなど急騰。半面、1Qが最終赤字となった大阪製鉄が後場に入って急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり769/値下がり1321。1Qが大幅増益となった野村HDやエムスリーが大幅上昇。ソフトバンクGや日本電産に強い動きが見られた。上方修正と増配を発表したアサヒHDが急騰。東京都が飲食店の営業時間短縮を再要請したと伝わったことから、後場に入って出前館やオイシックス・ラ・大地などが買いを集めた。一方、同材料が嫌気されて串カツ田中やすかいらーくなど外食関連が後場に入って大幅安。OLCや第一興商などレジャー関連も売りに押された。下方修正を発表した花王が5%超の下落となり、今期営業赤字転落見込みとなった三越伊勢丹は10%超の下落。1Qが営業赤字となったぐるなびはストップ安をつける場面があるなど大きく値を崩した。

 日経平均は後場に失速して5日続落。今週は月曜27日を除いては場中、特に後場の動きが弱い。あすは金曜で週またぎのリスクが意識されやすいため、外部要因のフォローがなければ、ここ数日と同様に後場は売りが出やすくなると思われる。今晩出てくるアップルやアマゾンなどの決算が全体のセンチメントを大きく左右することになりそうだ。特にアップルの決算は電子部品株に大きな影響を与えやすい。上に振れた場合には、25日線(22519円、30日時点、以下同じ)や5日線(22572円)を上回って週を終えることができるかが注目される。下の場合には、今週から来週にかけて、13週線(21925円)や52週線(21827円)が控える22000円近辺を試しに行く展開となるだろう。
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