株式明日の戦略-22500円台キープも米国株高には連動できず、目先は為替に神経質な展開か
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 5日の日経平均は3日ぶり反落。終値は58円安の22514円。米国株の上昇を受けても下落して始まると、序盤は下を試す流れとなり、下げ幅を200円超に広げた。しかし、22400円より下では買いも入り、売り一巡後は下げ渋った。後場は前引けから水準を切り上げて始まると、早々に22500円台を回復。節目に乗せた後のさらなる戻りは限られたが、売り圧力は和らぎ、その後は小幅安で落ち着いた動きが続いた。TOPIXは後場にプラス圏に浮上する場面があり、マザーズ指数は終日プラスで終盤にかけて上げ幅を広げた。東証1部の売買代金は概算で2兆1700億円。業種別では鉄鋼や非鉄金属、石油・石炭など市況関連が強かった一方、空運や陸運、情報・通信などが弱かった。上方修正を発表したユーシン精機が後場に一時ストップ高をつけるなど急騰。半面、1Qが大幅な減収減益となった大成建設が後場マイナス転換から下げ幅を広げた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり981/値下がり1090。米国でエネルギー株が買われた流れを受けて、国際帝石やENEOS(旧JXTG)などが上昇。このところゲーム株に好決算が見られる中、あす決算発表予定の任天堂に先回りの買いが入った。1Qが大幅増益となった日清食品HDや、7月の月次が良好であった良品計画が急伸。1Qが大幅な最終赤字となり、通期も弱い見通しを出した日本製鉄は、売りが先行したものの切り返し、6%超の上昇で終えた。一方、ソフトバンクGが4%を超える大幅下落。ソニーは1Q決算を受けて買いが先行したものの、先んじて期待買いも入っていたことから、利益確定売りに押されて下落で終えた。下方修正を発表した山崎製パンや東海カーボンが大幅安。今期減益計画のアクモスがストップ安まで売られた。

 日経平均は米国株の上昇を好感できずに下落。ただ、押し目では買いが入り、終値(22514円)では22500円を上回った。22500円より上を積極的に買い上がるにはプラスアルファの材料が必要と思われる一方、直近で急伸が見られたことから、一気に悲観に傾くこともなかった。きょう米国株高に連動できない要素があったとすればドル円で、金曜7日に為替を大きく動かす可能性のある米雇用統計を控えていることを鑑みると、ここから先は為替に振らされやすくなると考える。きょう米国で発表予定の7月のADP全米雇用リポートやISM非製造業指数などの結果がドル円の動意材料となるかも大きく注目される。国内ではあすトヨタや任天堂の決算が発表予定だが、業績が為替の影響を受けやすい部類に入るだけに、足元のドル円が円高・円安どちらに傾くかによって、決算に対する株価の反応も大きく変わってくるだろう。
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