欧州マーケットダイジェスト・10日 株高・金利低下・ユーロさえない
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(10日終値:11日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=105.92円(10日15時時点比△0.15円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=124.47円(▲0.28円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1752ドル(▲0.0042ドル)
FTSE100種総合株価指数:6050.59(前営業日比△18.41)
ドイツ株式指数(DAX):12687.53(△12.65)
10年物英国債利回り:0.131%(▲0.008%)
10年物独国債利回り:▲0.526%(▲0.017%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
7月スイス失業率            3.2%      3.2%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重かった。欧州勢参入後にユーロドルが下落した影響を受けて、円売り・ドル買いが先行。前週末の高値106.05円を上抜けて一時106.20円まで値を上げた。トランプ米大統領が追加の新型コロナウイルス経済対策を実施する大統領令に署名したことで買いが入りやすい面もあった。ただ、買いが一巡するとじりじりと上値を切り下げる展開に。米長期金利の低下などが相場の重しとなり、24時過ぎに一時105.71円と日通し安値を更新した。もっとも、前週末NY時間安値の105.56円がサポートレベルとして意識されると下げ渋った。米10年債利回りが上昇に転じたことも相場の下支え要因となり、105.95円付近まで持ち直した。
 なお、トランプ米大統領は8日、失業保険給付の上乗せ延長や一部を対象とした給与税の一時免除、家賃未払いに伴う立ち退き猶予の延長、学生ローン返済の減免措置に関する4つの大統領令に署名した。ただ、同大統領の行動により、新型コロナ追加経済対策を巡る野党民主党との協議は危うくなる可能性があるなど、実施に向け不透明感も残っている。

・ユーロドルは軟調。欧州勢加わる時間帯に入ると、1.1800ドルに観測されていた大きめのオプションに絡んだユーロ売り・ドル買いが先行。ユーロポンドなど一部ユーロクロスの下落につれたユーロ売り・ドル買いも入り、前週末の安値1.1755ドルを下抜けると1.1741ドルまで下げ足を速めた。NY時間に入ると、米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入り1.1792ドル付近まで持ち直したものの、1.18ドル台に乗せることは出来なかった。米長期金利が上昇に転じたほか、一部ユーロクロスの下落につれた売りが相場の上値を抑えた。なお、ユーロ豪ドルは一時1.6400豪ドル、ユーロポンドは0.8978ポンド、ユーロスイスフランは1.0747スイスフラン、ユーロカナダドルは1.5679カナダドルまで下落した。

・ユーロ円は弱含み。しばらくは124.70円を挟んだもみ合いの展開が続いていたが、NY市場に入り全般ユーロ売りが活発化すると一時124.37円と日通し安値を更新した。

・ロンドン株式相場は続伸。トランプ米大統領が週末に失業給付の増額を含む追加の経済対策を大統領令で発動したことを受けて、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ買いが優勢となった。原油先物価格の上昇を背景にロイヤル・ダッチ・シェルやBPなどエネルギー株の上昇が目立った。BHPビリトンなど素材株の一角にも買いが入った。

・フランクフルト株式相場は小幅ながら続伸。新型コロナ感染拡大後の景気懸念がやや後退し、欧州各国の株式相場に買いが入った。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(4.46%高)やドイツ銀行(3.61%高)、コンチネンタル(2.46%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。

(中村)
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