NY為替見通し=金先物価格の動きやCPIの結果により神経質な値動きに
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 ここ数日はドルの買い戻しが進んでいるが、この買い戻しが調整で終わるのか、もしくはドル売りトレンドの終了なのか、市場参加者の多くが見極めることに苦労をしている。本日のNYの為替市場は、金先物市場の値動きや米経済指標の結果による米金利の値動きに左右されることになりそうだ。
 金先物価格は本日のアジア時間で一時1800ドル台まで下がったが、再び昨日の引け値を上回る水準を回復するなど、激しく乱高下している。欧州時間では金先物上昇は欧州通貨に対してドル売りに反応している。対円での反応は鈍いがこのまま金先物が堅調に推移すれば、ドル円にも影響を及ぼし頭を抑えそうだ。
 米経済指標では7月の米消費者物価指数(CPI)が注目される。昨日発表された7月米卸売物価指数(PPI)はコアを含め前月比、前年比すべてに渡り市場予想を上回る結果だったが、指標発表後の為替市場や米金利市場は反応が薄かった。しかしながら、後付け感ではあるもののPPIの結果で米金利が上昇し、ドル買いにつながったとされているように、CPIも市場予想との乖離次第で発表直後には動意がなかった場合も、その後金利の動きとともに為替も追随する可能性がありそうだ。
 また米議会での米追加経済対策への進展、新型コロナウイルスの感染と関連の報道、米中対立による新たな制裁の行方などにも引き続き警戒しておきたい。なおアジア時間早朝に民主党のバイデン氏の副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員が決定したが、ハリス氏が大統領予備選から撤退しバイデン氏の支持を表明していたことで、ハリス氏が常に副大統領の第1候補だったこともあり、サプライズはなく市場に与える影響はないだろう。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、90日移動平均線の107.14円、その水準を超えると日足一目均衡表・雲の下限107.72円。
・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは日足一目均衡表・基準線105.95円。その下は日足一目均衡表・転換線 105.44円。


(松井)
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