東京為替見通し=ドル円、NY株高・米金利上昇で底堅い展開か
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 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、ダウ平均が一時180ドル超上昇し、米10年債利回りが上昇に転じたことで、104.41円から105.08円まで上昇した。ユーロドルは、欧州で新型コロナウイルスの感染再拡大による新たな規制強化が懸念され、1.1692ドルまで下落した。ポンドドルは新型コロナを巡る英政府の規制強化などを受けて、1.2711ドルまで下落した。

 本日の東京外国為替市場のドル円は、欧米での新型コロナウイルス第2波への警戒感が高まっていることで、NY株高・米金利上昇を受けて底堅い展開が予想される。

 ドル円の注文状況は、上値には、105.00円に24日のNYカットオプション、105.10-60円には断続的にドル売りオーダーが控えている。下値には、104.50円にはドル買いオーダーと25日のNYカットオプション、104.40円にはドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。
 ドル円のテクニカル分析では、陰線新安値5手で下落トレンドを形成した後、104.00円まで下ヒゲを伸ばした切込み線、2手連続陽線となっており、綾戻しの可能性を示唆している。上値のテクニカルポイントは、一目・転換線の105.13円、一目・基準線105.48円、一目・雲の下限105.97円に控えている。

 欧米での新型コロナウイルス第2波による感染拡大への警戒感が高まっていること、米政府の内部文書(フィンセン文書)で複数の世界的な大手金融機関が過去20年近く巨額のマネーロンダリング(資金洗浄)に利用されていた疑いがあることが発覚したことなどで、安全逃避のドル買いが優勢となっている。

 ドル円の売りの材料は以下の通り。
・米連邦準備理事会(FRB)が2023年までゼロ金利政策の継続を示唆したこと
・米中対立激化への警戒感と中国による米国債売却の可能性
・共和党と民主党による新型コロナ景気対策法案の協議難航
・米国の「双子の赤字」の拡大と米国債格下げへの警戒感
・米大統領選でのトランプ米大統領の劣勢懸念
・「フィンセン文書」を巡る欧米金融機関のマネーロンダリング(資金洗浄)関与疑惑
・新型コロナウイルス感染第2波への警戒感
 ドル円の買い材料は以下の通り。
・アベノミクスからスガノミクスへの継承
・本邦機関投資家による旺盛な外債投資意欲


(山下)
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