東京外国為替市場概況・8時 ドル円、やや売り先行

 29日の東京外国為替市場でドル円はやや売り先行。8時時点では147.41円とニューヨーク市場の終値(147.48円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。足元で米長期金利の低下が続き、ドル円に下方向のリスクが高まるなか、8時過ぎには一時147.36円と昨日安値の147.33円に迫っている。東京市場では引き続き月末を控えた本邦実需勢のフローに警戒したい。

 ユーロ円は小動き。8時時点では162.05円とニューヨーク市場の終値(162.12円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。日本やその他アジア株式相場の取引開始を待っている。なお、昨日のCME225先物は33290円と大阪取引所比で90円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0993ドルとニューヨーク市場の終値(1.0993ドル)とほぼ同水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.36円 - 147.55円
ユーロドル:1.0992ドル - 1.0996ドル
ユーロ円:162.04円 - 162.21円

(越後)
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