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ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では147.98円と24時時点(148.04円)と比べて6銭程度のドル安水準。特段目立ったニュースはないもののドル買いの流れは継続し、24時過ぎには4日高値148.09円を上抜け148.11円まで上値を伸ばした。調整の戻しも147.92円付近までで浅く、再び148円台を回復し底堅さを維持している。

 ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.1608ドルと24時時点(1.1596ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。24時過ぎにつけた1.1590ドルを底に下げ渋り1.16ドル台を回復した。ユーロスイスフランが買われていることや、ユーロ円の売りが一服したことも支えになっている。

 ユーロ円は売り一服。2時時点では171.77円と24時時点(171.67円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。171.55円を底に売りが一服し、ユーロ円は171.80円台まで戻している。

 なお、ユーロスイスフランは4月後半以来となる0.9436フランまでユーロ高・フラン安が進行。トランプ大統領がスイスに対して39%という巨額の関税を課す決定を下したことを嫌気したフラン売りが進んでいる。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.35円 - 148.11円
ユーロドル:1.1590ドル - 1.1676ドル
ユーロ円:171.55円 - 172.20円


(松井)
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