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ロンドン為替見通し=ドル円主導のドル高の影響続くか見極め、仏政局にも要警戒

 本日のロンドン為替市場では、ドル円主導のドル高の流れが続くかを見極めつつ、フランスの与野党協議に関する報道や複数の欧州当局者の講演内容に注意を払いながらの取引となりそうだ。経済指標は、序盤に8月独鉱工業生産や9月スウェーデン消費者物価指数(CPI)が発表される程度だ。

 積極財政を掲げ、金融緩和を志向するとされる高市早苗氏が与党自民党の総裁に選ばれ、日本株高や円安が急速に進んでいる。ほぼ確定とはいえ、新首相に高市氏が選ばれていない中で「相場が先取りし過ぎている」という見方もできるが、高市トレード(株買い、円売り、超長期債売り)を軸とした値動きは今後も続きそうだ。ただし、金融市場には必ずある「大きく動いた後の反動」だろう。

 フランスでは、組閣早々に首相を辞任したルコルニュ氏が、マクロン大統領の要請で、これ以上の政治危機の悪化を防ぐために野党と本日まで協議中だ。もっとも、勢いが増している野党が明らかに混迷している与党に歩み寄るとは思えず、マクロン大統領にとっても状況はさらに厳しくなりそうだ。2年連続の議会解散・総選挙となれば、先行き不透明感の高まりから、しばらくユーロは買いづらくなりそうだ。

 欧州金融当局者では、エスクリバ・スペイン中銀総裁やミュラー・エストニア中銀総裁、エルダーソン欧州中央銀行(ECB)専務理事の講演が予定されている。ECBの政策金利公表は今月30日だが市場は据え置きを織り込み、こちらはサプライズなしと見込む。前回の理事会以降に「利下げ打ち止め感」が広がりつつあり、こちらに関する当局者見解に注目したい。

想定レンジ上限
・ユーロドル、6日高値1.1731ドル

想定レンジ下限
・ユーロドル、8月27日安値1.1574ドル


(小針)
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