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欧州マーケットダイジェスト・12日 株高・ドル上値重い・ユーロ高

(12日終値:13日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.60円(12日15時時点比▲0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.22円(△0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0017ドル)
FTSE100種総合株価指数:9911.42(前営業日比△11.82)
ドイツ株式指数(DAX):24381.46(△293.40)
10年物英国債利回り:4.398%(△0.011%)
10年物独国債利回り:2.643%(▲0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月独消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比)   0.3%       0.3%
(前年同月比) 2.3%       2.3%
10月独卸売物価指数(WPI)
前月比     0.3%       0.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが進行。23時30分前に一時155.04円と2月4日以来約9カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、155円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、2時過ぎに154.50円付近まで下押しした。
 なお、片山さつき財務相はこの日、「円安は日本経済にプラスとマイナスがあるが、マイナス面が目立ってきたところがあるのは否定しない」「足もとは為替の一方的で急激な動きがみられる」などと発言。市場では「155円を超える円安水準では政府・日銀による為替介入の現実味が増すとの見方も出ている」との声が聞かれた。

・ユーロドルは底堅い動き。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待とともにユーロ売り・ドル買いが進行。23時30分前に一時1.1563ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、前日の安値1.1547ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入ると、一時1.1598ドルと日通し高値を更新した。
 なお、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事はこの日、「欧州経済が勢いを増し、各国政府が軍事やインフラに巨額の支出を開始しているため、ユーロ圏のインフレリスクは上方向にある」と述べたほか、ECBの政策金利については「適切な位置にある」と話した。

・ユーロ円は堅調。世界的な株価の上昇を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが出た。1時過ぎには一時179.45円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。

・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続伸し、史上最高値を更新した。前日の米株式市場でダウ平均が史上最高値を更新した流れを受けて、投資家心理が上向くと英株にも買いが波及した。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日続伸し、10月13日以来約1カ月ぶりの高値となった。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇した流れを引き継いで独株にも買いが入った。個別ではRWE(9.13%高)やインフィニオンテクノロジーズ(6.92%高)、バイエル(5.94%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。

(中村)
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