欧州マーケットダイジェスト・27日 原油高・株安・ドル高
(27日終値:28日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.33円(27日15時時点比△0.70円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.58円(△0.36円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1512ドル(▲0.0028ドル)
FTSE100種総合株価指数:9967.35(前営業日比▲4.82)
ドイツ株式指数(DAX):22300.75(▲312.22)
10年物英国債利回り:4.974%(横ばい)
10年物独国債利回り:3.094%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月英小売売上高(自動車燃料含む)
(前月比) ▲0.4% 2.0%・改
(前年比) 2.5% 4.8%・改
2月英小売売上高(自動車燃料除く)
(前月比) ▲0.4% 2.2%・改
(前年比) 3.4% 5.9%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は堅調。日本時間夕刻に一時159.98円まで値を上げたものの、そのあとは159円台後半でのもみ合いに。心理的節目の160円手前では政府・日銀による為替介入への警戒感も強く、神経質な動きとなった。
片山さつき財務相は本日アジア時間に「中東情勢の緊迫化に伴う原油先物市場の乱高下が為替市場を揺さぶっている」「(為替)断固とした措置をとる」と述べ、急速な円安・ドル高進行に対して強い警戒感を表明した。
ただ、NYの取引時間帯に入ると上値を試す展開に。米国・イスラエルとイランの停戦合意に向けた協議が難航し、軍事衝突が長期化するとの不安が高まる中、原油先物相場が底堅く推移し、ダウ平均が一時660ドル超下落。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。160.00円を上抜けると目先のストップロスを巻き込んで一時160.41円まで上値を伸ばした。市場では「160円突破を狙った仕掛け的な買いが観測された」との声も聞かれた。
なお、160円台に乗せるのは政府・日銀が円買い為替介入に踏み切った2024年7月11日以来約1年8カ月ぶり。
・ユーロドルはさえない。中東情勢の悪化が長期化するとの観測が高まる中、原油高・株安・ドル高の様相が強まった。21時30分前には一時1.1502ドルと日通し安値を更新した。なお、WTI原油先物価格は1バレル=98.90ドル近辺まで上昇した。
「米当局者らは、イランとの協議が前進していると慎重ながらも楽観視している」との一部報道を受けて、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢になると、0時30分過ぎに一時1.1548ドルと日通し高値を付ける場面があった。ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。2時30分過ぎには1.1506ドル付近まで押し戻されている。
・ユーロ円は底堅い動き。21時過ぎに一時183.87円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ドル円が160円台に乗せたタイミングで一時184.65円と2日以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら続落。中東情勢の緊迫化が続く中、原油先物相場が堅調に推移。エネルギー価格の上昇が英景気に悪影響を与えるとの懸念が株売りを誘った。半面、本日発表の2月英小売売上高が予想を上回ったことで、投資家心理が改善。買い戻しも入り、指数は上げに転じる場面があった。
・フランクフルト株式相場は続落。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの懸念から、この日もリスク回避の売りが続いた。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(4.10%安)やラインメタル(3.93%安)、シーメンス・エナジー(3.86%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景にインフレ懸念が高まると売りが優勢となった。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=160.33円(27日15時時点比△0.70円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.58円(△0.36円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1512ドル(▲0.0028ドル)
FTSE100種総合株価指数:9967.35(前営業日比▲4.82)
ドイツ株式指数(DAX):22300.75(▲312.22)
10年物英国債利回り:4.974%(横ばい)
10年物独国債利回り:3.094%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月英小売売上高(自動車燃料含む)
(前月比) ▲0.4% 2.0%・改
(前年比) 2.5% 4.8%・改
2月英小売売上高(自動車燃料除く)
(前月比) ▲0.4% 2.2%・改
(前年比) 3.4% 5.9%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は堅調。日本時間夕刻に一時159.98円まで値を上げたものの、そのあとは159円台後半でのもみ合いに。心理的節目の160円手前では政府・日銀による為替介入への警戒感も強く、神経質な動きとなった。
片山さつき財務相は本日アジア時間に「中東情勢の緊迫化に伴う原油先物市場の乱高下が為替市場を揺さぶっている」「(為替)断固とした措置をとる」と述べ、急速な円安・ドル高進行に対して強い警戒感を表明した。
ただ、NYの取引時間帯に入ると上値を試す展開に。米国・イスラエルとイランの停戦合意に向けた協議が難航し、軍事衝突が長期化するとの不安が高まる中、原油先物相場が底堅く推移し、ダウ平均が一時660ドル超下落。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。160.00円を上抜けると目先のストップロスを巻き込んで一時160.41円まで上値を伸ばした。市場では「160円突破を狙った仕掛け的な買いが観測された」との声も聞かれた。
なお、160円台に乗せるのは政府・日銀が円買い為替介入に踏み切った2024年7月11日以来約1年8カ月ぶり。
・ユーロドルはさえない。中東情勢の悪化が長期化するとの観測が高まる中、原油高・株安・ドル高の様相が強まった。21時30分前には一時1.1502ドルと日通し安値を更新した。なお、WTI原油先物価格は1バレル=98.90ドル近辺まで上昇した。
「米当局者らは、イランとの協議が前進していると慎重ながらも楽観視している」との一部報道を受けて、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢になると、0時30分過ぎに一時1.1548ドルと日通し高値を付ける場面があった。ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。2時30分過ぎには1.1506ドル付近まで押し戻されている。
・ユーロ円は底堅い動き。21時過ぎに一時183.87円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ドル円が160円台に乗せたタイミングで一時184.65円と2日以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら続落。中東情勢の緊迫化が続く中、原油先物相場が堅調に推移。エネルギー価格の上昇が英景気に悪影響を与えるとの懸念が株売りを誘った。半面、本日発表の2月英小売売上高が予想を上回ったことで、投資家心理が改善。買い戻しも入り、指数は上げに転じる場面があった。
・フランクフルト株式相場は続落。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの懸念から、この日もリスク回避の売りが続いた。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(4.10%安)やラインメタル(3.93%安)、シーメンス・エナジー(3.86%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景にインフレ懸念が高まると売りが優勢となった。
(中村)
