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株式明日の戦略-大幅安も後場は下げ渋る、月曜の売りをこなして反転できるか

 30日の日経平均は大幅に3日続落。終値は1487円安の51885円。27日の米国株が大幅安となった上に、週末にも中東の地政学リスクを高めるニュースが出てきたことから、寄り付きから1300円を超える下落。権利落ちの影響もあって幅広い銘柄が売りに押された。寄り付き天井で序盤は下を試す流れとなり、52000円や51000円の節目を割り込んで下げ幅を2800円超に拡大。50500円台まで下げたところで、ようやく売り圧力が和らいだ。

 早い時間に安値をつけたが、前場では戻しても51000円を上回ると改めての売りに押された。一方、後場は売りが出尽くした形となり、緩やかに下げ幅を縮める流れが継続。1500円近い下落となったものの、大引けが後場の高値となった。

 東証プライムの売買代金は概算で7兆9000億円。業種別ではプラスは石油・石炭の1業種のみで、鉱業や食料品などが相対的に値を保った。一方、証券・商品先物、輸送用機器、ガラス・土石などが大幅に下落した。レノバ<9519.T>やエフオン<9514.T>など再生エネルギー関連に資金が向かっており、イーレックス<9517.T>がストップ高まで買い進まれた。半面、資金流出事案が発生したと発表したZUU<4387.T>が急落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり85/値下がり1436。信越化学、レーザーテック、古河電工などが逆行高。原油高メリット銘柄は総じて底堅く推移しており、出光興産やENEOSなどが上昇した。自己株取得を発表したコクヨが2%近い上昇。アイリスオーヤマの大株主浮上が判明したライフドリンクが急騰した。

 一方、アドバンテスト、ソフトバンクG、TDKなどグロース系の主力銘柄が大幅安。ドル円が160円台に乗せるなど為替は円安に振れたが、為替介入への警戒もくすぶる中、トヨタやホンダなど自動車株が嫌われた。株安を受けて野村HDや大和証券Gなど証券株が軟調。業績に関するリリースが失望材料となった京三製作所やアスクルが急落した。

 日経平均は大幅安。3月に入ってからは月曜に大きく売られるケースが多い。ただ、売り一巡後は幾分戻すことが多く、きょうも後場は下げ渋った。終値は1487円安の51885円で、9時13分につけた安値50566円からは1000円以上水準を切り上げている。先週は月曜23日に1857円安となった後、24日(736円高)と25日(1497円高)は大幅高となっており、同様に挽回する動きが見られるかが注目される。中東リスクが相場の重荷となってそろそろ1カ月になるが、派手に下げる場面を何度も経ながら、今のところ5万円割れは回避している。昨年の大納会の終値50339円もまだ下回ってはいない。底割れすることなく3月最終日を乗り越えることを期待したい。
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