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株式明日の戦略-後場売り直されて4日続落、月末に3月の安値をつける

 31日の日経平均は大幅に4日続落。終値は822円安の51063円。米国でハイテク株が大きく売られたことや、原油価格の上昇を嫌気して、寄り付きから500円を超える下落。すぐに51000円の節目を割り込んで下げ幅を4桁に広げると、50500円台まで水準を切り下げた。1300円超下げたところで売りが一巡し、9時台半ば辺りからは鋭角的に値を戻した。10時台に入るとプラス圏に浮上して、上げ幅を200円超に拡大。ただ、52000円より上では戻り売りに押され、再びマイナス圏に沈んだ。後場はプラス圏には浮上できず、じり安基調が続いた。51100円近辺では踏みとどまろうとする動きも見られたが、引けにかけてまとまった売りに押され、大引けが後場の安値となった。

 東証プライムの売買代金は概算で8兆3600億円。業種別ではサービス、保険、パルプ・紙などが上昇した一方、非鉄金属、鉱業、卸売などが下落した。上方修正を発表した山善<8051.T>が大幅上昇。半面、フジクラ<5803.T>、古河電工<5801.T>、住友電工<5802.T>など、電線株の弱さが目立った。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり613/値下がり906。米セールスフォース株の大幅高を手がかりにソフトウェア、SaaS関連に見直し買いが入っており、NEC、富士通、Sansan、マネーフォワードなどが上昇。スクエニやバンナムなどゲーム株の一角に資金が向かった。米長期金利の低下を追い風に、三井不動産や三菱地所など不動産株が全般堅調。1Q決算が好感された象印マホービンが急騰した。

 一方、東京エレクロトンやレーザーテックなど半導体株が大幅安。サンディスクやマイクロンなど米メモリ関連株の大幅安を嫌気して、キオクシアHDが売りに押された。原油高が意識される中でもこれを追い風にできそうな銘柄群が弱く、INPEXや石油資源開発のほか、三井物産や三菱商事など商社株が大幅に下落した。

 日経平均は前場は小幅安で終えたものの、後場に入って売り直された。前引け時点ではプライム市場の値上がり銘柄が1000を超えていたが、終わってみれば値下がりが値上がりを上回った。一時4桁安となったところからプラスで終えれば投資家のセンチメントはかなり改善したと思われるだけに、残念な動きだ。

 あすは名実ともに4月相場に入る。3月は中東リスクが拭いきれない中、本日31日に取引時間中と終値の両方で月の安値をつけた。足元では5万円に接近するとリバウンド狙いの買いが入るが、まだネガティブなニュースには神経質に反応する状況が続いている。月替わりでポジティブな変化が出てくる展開に期待したいが、3月の弱い流れが続いて5万円の節目を割り込むようだと、見切り売りが加速しやすくなる。月初は振れ幅が大きくなることも多い。まずは4月初日に、5万円を割り込むことなく推移できるかが注目される。
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