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株式明日の戦略-停戦合意を好感した買いは続かず、楽観ムードはやや後退

 9日の日経平均は5日ぶり反落。終値は413円安の55895円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり287/値下がり1263。証券会社が目標株価を引き上げた古河電工やフジクラが大幅上昇。日本郵船など前日大きく売られた海運株に見直し買いが入った。今期の増収総益・増配計画を発表したABCマートや、1:3の株式分割などを発表したカヤバが大幅上昇。大口受注を獲得したと発表したインターアクションが急騰した。

 一方、アドバンテスト、ディスコ、レーザーテックなど、前日は強かった半導体株の多くが大きめの下落。三菱UFJやみずほFGなど銀行株が売りに押された。通期の利益見通しを引き下げたサイゼリヤが2桁の下落率。他にも決算が売り材料となった銘柄が多く、ツルハHD、イオンFS、わらべや日洋HDなどが大幅に下落した。

 スタンダード市場および名古屋証券取引所のメイン市場に新規上場したソフトテックスは、公開価格を大きく上回る初値をつけたものの、終値は初値を大きく下回った。

 日経平均は前日大幅高の反動で下落した。売り急ぐような動きではなく、買いが続かなかったから上値追いに慎重になったような地合いであった。ただ、中東情勢に関しては停戦合意とはなったものの、不透明な部分も多い。本日の米国株が大きく上昇しなければ、あすも週末を前に買い手控えムードが強まりそうではある。金曜10日の米国では3月の消費者物価指数が発表されるだけに、米国株もこれを前に身構える動きが出てくるかもしれない。きょうの終値は55895円。先週末4月3日の終値が53123円で、週間では上昇が濃厚となっている。下に振れる展開となった場合には、節目の55000円や13週線(54860円、9日時点)を割り込むことなく推移できるかに注目したい。
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