欧州マーケットダイジェスト・13日 株安・金利上昇・ドル安・円安
(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.41円(13日15時時点比▲0.27円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.04円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1734ドル(△0.0046ドル)
FTSE100種総合株価指数:10582.96(前営業日比▲17.57)
ドイツ株式指数(DAX):23742.44(▲61.51)
10年物英国債利回り:4.869%(△0.034%)
10年物独国債利回り:3.092%(△0.034%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。しばらくは1.16ドル台後半でのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると強含んだ。米政府関係者の話として「米国とイランの協議は続いており、合意に向けて進展している」との報道が伝わったほか、トランプ米大統領が自身のSNSに「昨日、ホルムズ海峡を34隻の船舶が通過した」「閉鎖開始以来、最多の数字」と投稿し、会見では「イラン側から連絡があり、彼らは合意を強く望んでいる」などと発言。WTI原油先物価格が1バレル=98ドル台後半まで急失速し、一時410ドル超下落したダウ平均は上げに転じた。為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となり、2時30分過ぎに一時1.1738ドルと日通し高値を更新した。
・ドル円は上値が重かった。植田和男日銀総裁は信託大会のあいさつ(氷見野副総裁が代読)で「中東情勢の緊迫化を受け、金融市場は不安定な動きが見られる」「中東情勢の影響を注視し、見通し実現確度やリスクを点検」との見解を示した。中東情勢の緊迫した状態が長期化した場合の生産下押しに言及したこともあり、市場では4月利上げ観測が後退した。全般円売りが出やすい地合いとなる中、21時過ぎに一時159.86円と日通し高値を更新した。
ただ、トランプ米大統領がイランとの交渉継続を示唆すると原油先物が上げ幅を縮小し、株高・ドル安が進行。3時過ぎに一時159.35円と週明け早朝取引で付けた日通し安値に面合わせした。
・ユーロ円はしっかり。欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は高まる一方、日銀の早期利上げ観測はやや後退しており、日欧の金利差拡大を見込んだ円売り・ユーロ買いが出やすい地合いとなった。1時過ぎに一時187.11円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時215.05円、豪ドル円は113.03円、NZドル円は93.48円、カナダドル円は115.69円、スイスフラン円は203.11円、南アフリカランド円は9.72円まで値を上げた。
・ハンガリーフォリントは急伸。週末に行われたハンガリー総選挙では、中道右派の新興野党「ティサ(尊重と自由)」が大勝し、オルバン政権に終止符が打たれ、16年ぶりの政権交代が実現。市場はこの結果を好感し、同国の株式指数は上昇、ハンガリーフォリントにも買いが集まった。対ユーロでは一時1ユーロ=362フォリント台までフォリント高が進み、2022年2月以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続落。米国とイランの和平協議が決裂し、中東情勢の緊張が長期化するとの懸念が高まると売りが優勢となった。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、アストラゼネカやヘイリオンなど医薬品株が値下がりした。半面、原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われた。
・フランクフルト株式相場は3日続落。米国とイランの和平協議が決裂し、トランプ米大統領は米軍がホルムズ海峡を封鎖すると表明。エネルギー輸送の停滞が長期化するとの警戒からリスク回避の売りが広がった。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景に欧州債には売りが出た。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=159.41円(13日15時時点比▲0.27円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.04円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1734ドル(△0.0046ドル)
FTSE100種総合株価指数:10582.96(前営業日比▲17.57)
ドイツ株式指数(DAX):23742.44(▲61.51)
10年物英国債利回り:4.869%(△0.034%)
10年物独国債利回り:3.092%(△0.034%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。しばらくは1.16ドル台後半でのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると強含んだ。米政府関係者の話として「米国とイランの協議は続いており、合意に向けて進展している」との報道が伝わったほか、トランプ米大統領が自身のSNSに「昨日、ホルムズ海峡を34隻の船舶が通過した」「閉鎖開始以来、最多の数字」と投稿し、会見では「イラン側から連絡があり、彼らは合意を強く望んでいる」などと発言。WTI原油先物価格が1バレル=98ドル台後半まで急失速し、一時410ドル超下落したダウ平均は上げに転じた。為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となり、2時30分過ぎに一時1.1738ドルと日通し高値を更新した。
・ドル円は上値が重かった。植田和男日銀総裁は信託大会のあいさつ(氷見野副総裁が代読)で「中東情勢の緊迫化を受け、金融市場は不安定な動きが見られる」「中東情勢の影響を注視し、見通し実現確度やリスクを点検」との見解を示した。中東情勢の緊迫した状態が長期化した場合の生産下押しに言及したこともあり、市場では4月利上げ観測が後退した。全般円売りが出やすい地合いとなる中、21時過ぎに一時159.86円と日通し高値を更新した。
ただ、トランプ米大統領がイランとの交渉継続を示唆すると原油先物が上げ幅を縮小し、株高・ドル安が進行。3時過ぎに一時159.35円と週明け早朝取引で付けた日通し安値に面合わせした。
・ユーロ円はしっかり。欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は高まる一方、日銀の早期利上げ観測はやや後退しており、日欧の金利差拡大を見込んだ円売り・ユーロ買いが出やすい地合いとなった。1時過ぎに一時187.11円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時215.05円、豪ドル円は113.03円、NZドル円は93.48円、カナダドル円は115.69円、スイスフラン円は203.11円、南アフリカランド円は9.72円まで値を上げた。
・ハンガリーフォリントは急伸。週末に行われたハンガリー総選挙では、中道右派の新興野党「ティサ(尊重と自由)」が大勝し、オルバン政権に終止符が打たれ、16年ぶりの政権交代が実現。市場はこの結果を好感し、同国の株式指数は上昇、ハンガリーフォリントにも買いが集まった。対ユーロでは一時1ユーロ=362フォリント台までフォリント高が進み、2022年2月以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続落。米国とイランの和平協議が決裂し、中東情勢の緊張が長期化するとの懸念が高まると売りが優勢となった。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、アストラゼネカやヘイリオンなど医薬品株が値下がりした。半面、原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われた。
・フランクフルト株式相場は3日続落。米国とイランの和平協議が決裂し、トランプ米大統領は米軍がホルムズ海峡を封鎖すると表明。エネルギー輸送の停滞が長期化するとの警戒からリスク回避の売りが広がった。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景に欧州債には売りが出た。
(中村)
