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株式明日の戦略-日経平均は失速も多くの銘柄が上昇、良好な地合いは継続か

 11日の日経平均は続落。終値は295円安の62417円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり870/値下がり650。TSMCと戦略的提携に向けた基本合意書を締結したと発表したソニーGが8.3%高。決算を材料にコナミGや住友ベークライトが急騰した。AI関連は強弱まちまちであったが、キオクシアHDやフジクラが大幅上昇。テラドローン、ACSL、ブルーイノベーションがストップ高となるなど、ドローン関連が人気化した。

 一方、今期の大幅最終減益見通しを提示した任天堂が8.4%安。ソフトバンクGが6%を超える下落となり、1銘柄で日経平均を312円押し下げた。ほかAI関連では、アドバンテストや古河電工が大幅安。三菱重工、川崎重工、IHIなど防衛株の弱さが目立った。今期の見通しが市場の期待に届かなかったJMDCは、売りが殺到してストップ安比例配分となった。

 日経平均は買いが先行したものの3桁の下落。ただ、ソフトバンクGやアドバンテストのマイナス影響が大きく、プライム全体では値上がり銘柄が多かった。寄与度の大きい銘柄が狙い撃ちされたように弱かっただけに、目先は積極的に上値を追いづらくなるかもしれない。ただ、日経平均に上昇一服感が出てきたとしても、バリュー株、内需株、新興銘柄などに資金がシフトすることで、TOPIXやグロース250指数の動きが良くなってくるだろう。日経平均も大崩れしたわけではなく、チャートの形状も悪化していない。この先、急ピッチの上昇にブレーキがかかった場合には、5日線(61352円、11日時点)がサポートとして機能するかどうかに注意を払っておきたい。
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