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トランプ政権、石油備蓄5330万バレルを放出

 トランプ政権は、イランとの軍事衝突による原油価格高騰を抑えるため、戦略石油備蓄(SPR)から5330万バレルを民間9社に貸し出すと発表した。これは国際エネルギー機関(IEA)加盟国による計4億バレルの協調放出の一環である。

 ホルムズ海峡封鎖の影響で米国内のガソリン価格は1ガロン4.52ドルと、2022年以来の高値を記録。中間選挙を控える共和党にとって価格抑制は急務だ。今回の貸し出しは前回公募の約6割に留まったが、エネルギー省は計1億7200万バレルの放出を目指している。IEAのビロル事務局長は「史上最大のエネルギー危機」との認識を示し、供給不足が続けば追加放出も辞さない構えだ。

(越後)
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