ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、しっかり

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。24時時点では135.93円と22時時点(135.05円)と比べて88銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.59%台まで上昇したことを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。11月米ISM非製造業指数が56.5と予想の53.5を上回ったことが伝わると、一時136.28円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは上値が重かった。24時時点では1.0531ドルと22時時点(1.0589ドル)と比べて0.0058ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.0595ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が上昇すると徐々に上値が重くなり1.0504ドルと日通し安値を付けた。良好な米経済指標も相場の重し。

 ユーロ円はじり高。24時時点では143.27円と22時時点(143.01円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出て一時143.50円と本日高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.13円 - 136.28円
ユーロドル:1.0504ドル - 1.0595ドル
ユーロ円:141.38円 - 143.50円


(中村)
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