ロンドン為替見通し=来週の英全院委員会に向けて英保守党議員の動向に要注目

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 昨日の欧州通貨は、ユーロドルは東京時間につけた1.1738ドルを底に1.1852ドルまで上昇。ポンドドルも1.2865ドルから1.2998ドルまでと、方向感なく大きなレンジを作り出した。欧州通貨が東京時間で動いた場合、欧州入り後に逆サイドへ動くことは多いが、今回も同様な値動きとなった。
 本日の欧州時間も神経質な値動きに終始することは変わらないだろう。特にポンドは来週の21・22日に第3・4回の全院委員会が開催されることで、保守党議員が国家市場法案に反対している議員への説得に回るなどの動きが活発になりそうだ。同法案は首相経験者が与党・野党問わずに全員が反対していることで、法案の行方は不透明だ。通常であればこのような法案は可決されないが、ジョンソン英首相はトランプ米大統領の強引な手法を真似て強権を発動していることで、保守党員の動向を読み取ることもできない。9月28日から10月1日に予定されている第9回の英国と欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)会合まで予断を許さない展開が続きそうだ。なお、昨日フォンデアライエン欧州委員長が「英国とEUの通商合意は依然として可能」と発言したことでポンドは買われたが、欧州委員長という立場上、交渉前から否定的な発言をするのも難しく、昨日の買い上げは合意の期待感よりもポジション調整が主だったと考えてもよさそうだ。
 経済指標では8月英小売売上高、8月独生産者物価指数、7月ユーロ圏経常収支が発表されるが、どの指標でも大きく相場を動かすのは難しそうだ。

・想定レンジ上限
 ユーロドルは10日高値の1.1917ドル、ポンドドルは16日高値の1.3007ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドルは昨日安値の1.1738ドル、ポンドドルも昨日安値の1.2865ドル。

(松井)

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