株式明日の戦略-後場失速も23000円は割り込まず、東京エレクトロンに復活の兆し

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 24日の日経平均は大幅続落。終値は258円安の23087円。米国株の大幅安を受けて3桁下落からのスタート。前場では序盤に250円近く下げた後は売り圧力が和らぎ、その後は幾分値を戻した。しかし、後場に入ると売り直される展開。前場の安値を下回り、一時下げ幅を300円超に広げるなど、リスク回避ムードが強まった。ただ、節目の23000円は割り込まず、終盤にかけては若干持ち直した。前場でプラス転換したマザーズ指数も、後場は急失速して下落で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆2900億円。業種別では精密機器のみが上昇しており、空運や食料品が小幅な下げにとどまった。一方、鉄鋼、非鉄金属、鉱業など市況関連業種が大幅安となった。売買停止により下落とはなったものの、経営統合が伝わった三菱UFJリースと日立キャピタルは買いを集めて終了。半面、一部メディアで資本業務提携を解消すると報じられた日立物流とSGホールディングスが後場に値を崩しており、特に日立物流の下げが大きくなった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり419/値下がり1685。東京エレクトロンやNECが上昇。上期の利益見通しを引き上げた日本調剤やアドソル日進が大幅高となり、今期の大幅増益見通しが好感されたハピネットが急伸した。マザーズ銘柄は荒い値動きとなったものが多かったが、ITbookや日本情報クリエイト、BASEなどが大幅上昇。ログリーが連日のストップ高と騰勢を強めた。一方、米国株安が懸念材料となったソフトバンクGが4%を超える下落。ホンダやトヨタなど自動車株が売りに押された。JFEHDや日本製鉄など鉄鋼株も大幅安。今期は営業赤字に転落の見込みとなった住友精密が急落した。きょうは3社が新規上場したが、トヨクモとまぐまぐは買い殺到で初値は持ち越し。グラフィコは高い初値をつけたものの、終値は初値を大きく下回った。

 前場まではきのうのデジャヴのような相場であったが、後場の景色はきのうとは異なり、売りの勢いが強まった。ただ、それでも日経平均は一本調子の下落とはなっておらず、安値(23039円)でも23000円は下回らなかった。今晩の米国株が弱かった場合にはあすは23000円割れを見るかもしれないが、きょうの下げで大きな流れが変わったというほどの印象はなく、押したところでは買いも入ると考える。75日線(22784円、24日時点、以下同じ)や13週線(22787円)など、チャートの節目がサポートとして意識される。個別では、東京エレクトロンの動向に注目しておきたい。きょうは後場に全体が崩れる中でも高値圏を維持し、25日線を上に抜けてきた。このところ、米ハイテク株の弱い動きが続く中で買いを集めている点は特筆される。同社に下げ止まり感が出てくれば、半導体関連全般に好影響が波及する展開も期待できる。

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