ロンドン為替見通し=欧州通貨の持ち直し続くか、ブレグジット関連報道や米選挙戦を注視

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 昨日は、10月独Ifo企業景況感指数は92.7と市場予想の93.0を下回り、想定より大きめな低下幅で9月の93.4より指数が弱まった。ユーロドルは先週の10月独製造業PMIの好結果を背景に強めた地合いに巻き戻しが入り、1.18ドル割れをうかがう下押しとなった。
 合意と決裂の狭間で揺れ動く英・欧州連合(EU)離脱の行方も市場の神経質な動意を促し、「28日まで協議延長」との報道を好感してポンドドルは一時1.3075ドルまで上昇したものの、欧米株価の下落からリスク回避のドル買い・ポンド売りに。1.3ドル割れまで反動のポンド安を強める荒っぽい動きだった。
 ただ、ユーロドルは買いとともにオプション(OP)設定が観測される1.1800ドル付近の底堅さをいったん確認。本日は時間外取引のダウ先物の持ち直しによるリスク回避姿勢の緩みから、センチメントの動向に敏感なオセアニア通貨中心にドル売り・他通貨買いとなるなか、ユーロやポンドなど欧州通貨も底堅い。
 明日28日までの交渉延長が報じられた英・欧州連合(EU)離脱=ブレグジット関連協定のニュースに気を配りながら、リスクセンチメントに応じたドル相場に対する欧州通貨の反応を追う展開となる。
 まずは、どこまで欧州通貨の反発が進むかを注視しつつ、予想比での振れが大きくなることが多い米耐久財受注額や株価との連動性が強い米消費者信頼感指数の発表が控えるNYタイムを待つ格好。トランプ政権が進めている米英自由貿易協定への影響が注目され始めているバイデン新政権誕生の確率も、欧州通貨をみる上での重要度を高めており要警戒となる。


・想定レンジ上限
 ユーロドルは、9月10日高値1.1917ドル。
 ポンドドルは、23日高値1.3122ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドルは、日足一目均衡表・基準線1.1747ドル。
 ポンドドルは、21日安値1.2940ドル。

(関口)

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