ロンドン為替見通し=金利動向を睨みながらの取引は変わらず

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 本日のロンドン為替市場では、昨日同様に金利動向を睨みながらの取引となるか。欧州午前にはビルロワ・フランス中銀総裁の講演や、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が通信社主催のイベントでオンライン質疑応答への参加が予定されている。米国ではテーパリング(量的緩和の縮小)の時期が話題になりつつあり、英国では中銀総裁がマイナス金利政策に疑問を呈するなか、欧州の金融当局者による金利見通しが注目。ただ為替相場については、質問されれば答えるだろうが、「市場を注視する」以外に言いようがないのではないか。

 昨日は米長期金利の上昇は一服。米10年債入札が好調だったことや、ブラード米セントルイス連銀総裁がテーパリングについて、その時期に近づいていないと答えたことなどを受けて債券買い戻しが強まった。ただし、米国ではトリプルブルーのもとで大規模な財政出動が確実視されており、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーからも金利上昇に対し懸念が示されておらず、米債買いは調整の範囲内に留まるとの見方も根強い。
 本日も予定されている複数の米連邦準備理事会(FRB)高官の講演や、米インフレ指標、そして米30年債入札に向けた思惑で、欧州時間にも米長期金利は上下すると予想され、ドルはその動きに追随する動きとなりそうだ。

 英マイナス金利政策への警戒感が後退し、昨日堅調だったポンドドルは東京市場でも上値を伸ばした。ここからは4日につけた18年5月以来の高値1.3704ドルをこなせるかがポイント。また今後は、英・欧州連合(EU)の通商合意で後回しにされた金融サービスについて、監督当局の協力に関する協議が注目される。

想定レンジ上限
・ユーロドルは8日高値1.2285ドルが上値めど。ポンドドルは4日高値1.3704ドルを超えると、2018年4月以来の1.38ドル台が意識される。
想定レンジ下限
・ユーロドルは11日安値1.2132ドルが下値めど。ポンドドルは日足一目均衡表・転換線1.3578ドルが支持水準。

(小針)

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