NY為替見通し=バイデン氏の追加経済対策発待ち、雇用指標は悪化の場合ドル買いか?

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 本日のNY時間は、NY時間夜に予定されているバイデン次期米大統領の追加経済刺激策待ちの相場になるだろう。すでに、CNNが(総額はまだ変わる可能性はあるとしつつ)2兆ドル(約208兆円)に上る刺激策になると報道している。民主党との関係が深いCNNが報道していることもあり、かなり信頼度が高いと思われるが、この報道に米国勢がどのように反応するかがまずは注目となる。すでに先週8日には「数兆ドル」になるとバイデン氏が発言していたこともあり、アジア時間のように2兆ドルとなった場合に債券が売りで反応(米金利上昇)するのか、もしくは、材料出尽くしで買い(米金利低下)となるのかはふたを開けてみるまで分からない。いずれにしろ、為替市場も米金利の動向に神経質に反応することになると思われる。なお、本邦のウイルス対応の経済対策に投じている額は、国内総生産(GDP)比では4割超と主要7カ国で最も高い水準とされているが、真水は10兆円から20兆円台程度しかないと試算されている。一方、米国の2兆ドルの中には国民への2000ドルの現金給付、失業保険などの救済措置など真水の部分も多いとされている。
 追加経済対策の発表以外には本日も、複数の米連邦準備理事会(FRB)要人(ローゼングレン米ボストン連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁、パウエルFRB議長)の講演が予定されているが、やはり注目はFRB議長の講演となりそうだ。
 経済指標では、前週分の米新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数が発表される。先週、発表された12月の米雇用統計は市場予想よりも悪い結果となり、発表後はドル売りに反応した。しかし、悪い結果だったことでその後のバイデン氏の会見で積極的な財政出動を後押しすることになった。本日も雇用指標が悪かった場合はドル売りになるのではなく、雇用対策への財政出動拡大での債券売り・金利高・ドル買いになる可能性もあるか。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、11日高値104.40円、その上は日足一目均衡表・雲の上限104.65円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、13日安値103.53円や一目・転換線と21日移動平均線が位置する103.50円近辺が目標。

(松井)

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