欧州マーケットダイジェスト・20日 株高・ユーロ安・ポンド失速

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(20日終値:21日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=103.60円(20日15時時点比▲0.15円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=125.43円(▲0.56円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.2107ドル(▲0.0037ドル)
FTSE100種総合株価指数:6740.39(前営業日比△27.44)
ドイツ株式指数(DAX):13921.37(△106.31)
10年物英国債利回り:0.301%(△0.012%)
10年物独国債利回り:▲0.529%(▲0.003%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
12月英CPI(前月比)         0.3%      0.1%
CPIコア指数(前年比)         1.4%      1.1%
12月英RPI(前月比)          0.6%     ▲0.3%
12月独PPI(前月比)          0.8%      0.2%
12月ユーロ圏HICP改定値(前年比)  ▲0.3%     ▲0.3%
12月ユーロ圏HICPコア改定値(前年比) 0.2%      0.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ポンドドルは失速。12月英消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことなどを手掛かりにポンド買い・ドル売りが先行。20時前に一時1.3718ドルと2018年5月1日以来の高値を付けた。ただ、英国では新型コロナウイルスのワクチン接種は進んでいるものの、感染が依然として拡大しており状況は深刻。感染抑制のための行動規制強化が長引き、景気回復が遅れるとの見方が相場の重しとなり、1時過ぎに一時1.3624ドルと日通し安値を更新した。
 英国の新型コロナ感染症死者数が10万人に迫る中、英保健当局者は「一部病院が戦場状態にある」と警鐘を鳴らしている。

・ユーロドルは軟調。日本時間夕刻に一時1.2158ドルと日通し高値を付けたものの、そのあとはさえない展開が続いた。欧州でのロックダウン(都市封鎖)強化やワクチン接種の遅れなどが意識されて、ユーロを売る動きが広がった。明日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に持ち高調整目的の売りも出て、24時前に一時1.2077ドルと日通し安値を付けた。
 なお、ユーロ豪ドルは1.5603豪ドル、ユーロNZドルは1.6881NZドル、ユーロカナダドルは1.5269カナダドル、ユーロポンドは0.8838ポンドまで下落した。

・ドル円は弱含み。バイデン氏の米大統領就任式を前に様子見ムードが広がる中、しばらくは103.80円を挟んだもみ合いの展開が続いた。ただ、NY市場に入り米国株が堅調に推移すると、オセアニア通貨や資源国通貨に対してリスク・オンのドル売りが優勢に。円に対してもドル売りが進み、一時7日以来の安値となる103.45円まで値を下げた。
 なお、第46代米大統領に民主党のジョー・バイデン氏が就任した。バイデン新大統領は就任演説で「民主主義が勝利した。私の心は米国を1つにして国を結束させることにある。全ての米国民に加わってほしい」と述べ、国民に結束を呼びかけた。

・ユーロ円は軟調。欧州各国で新型コロナ感染拡大抑制に向けたロックダウン延長や制限措置強化が相次ぎ、欧州景気への悪影響が懸念される中、0時30分前に一時125.27円と日通し安値を更新した。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反発。中国の経済回復や米国の大規模な経済対策への期待感などから買いが優勢となった。リオ・ティントやBHPビリトン、グレンコアなど素材セクターに買いが集まった。半面、グラクソスミスクラインやアストラゼネカなど医薬品株が売られた。

・フランクフルト株式相場は反発。米国の追加経済対策の早期成立への期待から買いが優勢となった。市場では「バイデン次期米大統領就任式を控えてリスク・オンモードになった」との声が聞かれた。個別ではダイムラー(4.15%高)やBMW(3.59%高)、コベストロ(3.42%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。

(中村)

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