東京為替見通し=FOMC(26-27日)控えて動意に乏しい展開か

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 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、欧州株相場や時間外のダウ先物、コモディティ価格などの下落を背景にリスク・オフのドル買いとなり、103.89円まで上昇した。ユーロドルは、欧州市場で良好な1月ユーロ圏PMI速報値を受けて1.2190ドルまで上昇した後、高値圏で堅調に推移した。ユーロ円は126.40円まで上昇した。

 本日の東京外国為替市場のドル円は、明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動意に乏しい展開が予想される。

 26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、1月8 日のクラリダFRB副議長、1月14日のパウエルFRB議長の講演で「経済状況は依然として目標からかけ離れている。目標が十分に達成されるまで、大規模な緩和スタンスを変更する理由はない。利上げや量的緩和の縮小については当面ない」と述べていることで、テーパリング(資産購入の段階的縮小)への言及はなく、現状の金融緩和策の維持が予想されている。すなわち、2023年までの実質のゼロ金利政策(FF金利誘導目標:0.00-0.25%)、期待形成を持たせるフォワード・ガイダンス、月額1200 億ドルの資産購入を行うバランスシート・ガイダンスからなる現行の金融緩和政策が維持される見通しとなっている。
 さらに、先日の次期財務長官に指名されているイエレン第15代FRB議長の公聴会では、現状の低金利により財政発動が積極化できる、と表明されており、パウエル第16代FRB議長がFRB理事時代に一度も反対したことがない元上司であるイエレン第15代FRB議長が、持論である「高圧経済政策」による低金利政策の維持を要請したことになる。
 リスクシナリオとしては、12月の非農業部門雇用者数が前月比でマイナスに落ち込んだことや、バイデン米大統領の追加経済対策案第1弾(約1.9兆ドル)による米10年債利回りの上昇を抑えるために資産購入額を増額することになる。

 ドル円のオーダー状況は、上値には、103.90-104.00円に断続的にドル売りオーダー、超えるとストップロス買い、104.20-30円にも断続的にドル売りオーダーが控えている。下値には、103.50円にドル買いオーダー、103.30円にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。


(山下)

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