NY為替見通し=FOMC待ちだが、ワクチン状況や株価動向にも注目

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 本日のニューヨーク為替市場ではやはり、NY午後に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見が最大の注目となる。それまではコロナワクチンに関するニュースや、米企業決算の結果や思惑で動くであろう株式市場を眺めながら為替も上下する展開となりそうだ。

 26-27日のFOMCでは金利据え置き、債券購入ペースやフォワードガイダンスなども維持されるというのがメインシナリオ。今回の会合から「アトランタ、シカゴ、リッチモンド、サンフランシスコの地区連銀総裁」が投票権を持ち、昨年末FRB理事に就任したウォラー氏もFOMC常任メンバーに加わる。輪番制の20年投票メンバーよりも今年はハト派に傾いたという見方は多く、まずは現状の超金融緩和政策を確認することになりそうだ。
 パウエルFRB議長の会見では、テーパリング(資産購入の段階的縮小)についての質問が出ることが予想されるが、改めて緩和維持への「積極的な姿勢」を見せるかが1つのポイントか。もし少しでも出口策を匂わすようなことになれば、米債売り、株安、ドル高に振れてしまうだろう。

 新型コロナウイルスのワクチンに関してはバイデン米大統領が昨日、夏までに米国民全員に供給する新たな目標を発表した。今後もワクチン供給や接種状況についての続報に注視する必要がありそうだ。
 なお本日の米企業決算発表では、寄り前にボーイングやAT&Tなどが予定されているが、より注目されるのが引け後のフェイスブック、アップル、テスラなどの決算結果だろう。日本時間6時を過ぎ為替相場も流動性が薄い時間帯でもあるため、決算次第では為替もつられて値幅を伴う動きになるかもしれない。
 また本日はスポットが月末にあたるため、日本時間1時のロンドンフィキシングにかけて荒い値動きとなる可能性もありそうだ。英国の欧州連合(EU)離脱・移行期間を終了後では初の月末ということもあり、ユーロポンドの月末需要が以前のように出るのかも注目したい。

想定レンジ上限
・ドル円の上値めどは19日高値104.09円。その上は11日高値104.40円が抵抗水準に。ユーロポンドは日足一目均衡表・転換線0.8877ポンドが目先の上値めど。

想定レンジ下限
・ドル円の目先の下値めどは21日安値103.33円。その下は7日安値102.95円が支持水準に。ユーロポンドは節目0.8800ポンドが意識される。



(小針)

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