株式明日の戦略-日経平均は4日ぶり反発 フィードフォースがストップ高  22日の日経平均は4日ぶり

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 22日の日経平均は4日ぶり反発。終値は138円高の30156円。先週後半に大きく下げた反動で買いが優勢の展開。19日の米国株は小動きであったが、景気敏感株や半導体株には買いが入っており、東京市場でも経済活動正常化の恩恵が大きい銘柄や大型半導体株に資金が向かった。前場では上げ幅を400円超に広げる場面もあった。ただ、節目の30500円に接近したところで上値が重くなると、その後は上げ幅を縮小。前引け間際から後場のスタートにかけて大きく値を消した。30100円を割り込んだところでは盛り返し、3桁の上昇は確保して取引を終えた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4600億円。業種別では空運や海運、非鉄金属などが大きく上昇した一方、精密機器や医薬品、食料品などが下落した。上方修正を発表したフィードフォースがストップ高。半面、公募・売り出しを発表したビーアールホールディングスが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1542/値下がり577。SOX指数の上昇を手掛かりに東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体株が大幅上昇。SUMCOは自己株取得発表も好感されて買いを集めた。ワクチン普及期待からJAL、ANAの空運2社が跳ねたほか、HISやルネサンスなど、レジャー関連の一角が騰勢を強めた。暗号資産の上昇を材料にマネックスグループが商いを伴って急伸し、リミックスポイントがストップ高。決算が好感されたセーラー万年筆が値を飛ばした。

 一方、トヨタやSUBARUなど自動車株が軟調。任天堂、ダイキン、キーエンス、ファナックなど値がさ株に売られるものが目立った。長期金利の上昇が警戒される局面で中小型のグロース株は敬遠されており、BASEやミンカブ、アンジェスなどマザーズの主力株が大幅安。上場2日目で高い初値をつけたWACULは、その後は売りに押されて終値は初値を下回った。

 日経平均は3桁の上昇。先週末の19日が終値でなんとか3万円を上回ったという動きであっただけに、きょう節目を割り込むようだと調整色が強まる展開も想定された。しかし、安値は30089円までで、上値は重かったものの3万円台での値固めが進んだ。あすは休場で、水曜の24日には米国の2日分の値動きを消化する。23日~24日にパウエルFRB議長の上下院での議会証言が予定されており、この近辺では米国株の動きが不安定となる可能性がある。先月1月のFOMC後の会見では、当時派手に動いていたゲームストップ株に関して同氏がコメントを避けたことが、米国株の下落につながった。金融緩和の姿勢を確認できれば株高につながるといった単純な局面ではなく、発言が売り材料にされる展開も想定される。議会証言で米国の金融政策の方針転換まで示唆するようなことはないと思われるため、大きなトレンドに変化はないだろう。ただ、このところの日経平均は、月末に値幅を伴った下げを見ることも多い。休場明けが弱い展開となった場合には、目先は利益確定売りに押されやすくなると予想する。

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