株式明日の戦略-3月は大幅上昇スタート、一段高なら底打ち反転への期待が高まる

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 3月に入り1日の日経平均は大幅反発。終値は697円高の29663円。先週末の米国市場では、ダウ平均は大幅安となったものの、米国の長期金利上昇が一服したことで、ナスダックが上昇。ナスダック高を好感する格好で、400円超上昇して始まった。その後、節目の29500円をあっさり突破して上げ幅を拡大。700円超上昇したところで一服感が出てきたが、戻り売りは手控えられて値を保った。後場に入るとこう着感が強まったが、終盤にかけて買いが入り、高値圏で取引を終えた。マザーズ指数は上昇スタートから一時下げに転じたが、後場に入るとプラス圏を回復した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4700億円。業種別では全業種が上昇。中でも動きが良かったのがパルプ・紙や情報・通信、建設で、陸運、海運、鉄鋼などの上昇が限定的となった。今期の大幅増益計画を提示した小僧寿しが後場急騰。半面、公募・売り出しを発表した学研ホールディングスが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1931/値下がり229。米ナスダックの上昇を手掛かりにソフトバンクGが5%を超える上昇。先週金曜に下げた分を取り戻し、1万円台を回復した。村田製作所や日本電産、アドバンテストなどハイテク株も多くが大幅高。本社売却観測が流れたリクルートHDが買いを集めた。強い地合いではあったが急落を見た後だけに手垢のついていない銘柄に資金が向かっており、直近上場のcolyが商いを集めてストップ高。アピリッツは場中に値が付かずストップ高比例配分となった。

 一方、HISや247、TKPなど経済活動再開の恩恵を受ける銘柄の一角が大幅安。直近で急伸したロゼッタが利益確定売りに押された。リミックスポイントやマネックスGなど、仮想通貨関連銘柄が軟調。デジタルガレージとの資本業務提携解消やファイナンスの発表が嫌気されたアイリッジが急落した。

 3月の日経平均は大幅上昇スタート。先週金曜の下げはかなり大きかったが、このところは月末に大きく崩れることが多い。2月は月間では大きく水準を切り上げており、強かった分、短期的な過熱感を冷やす売りが一気に出てきたとも考えられる。きょうは買い先行から大きな失速もなく700円近く上げており、過度な警戒はいったん和らぐだろう。今晩、米国では2月のISM製造業景気指数が発表予定で、これが長期金利を刺激するか否かが注目される。米株先物は強かったため、今晩の米国株が上昇しても、一定程度は織り込んでいると思われる。それだけに、あすもう一段の上昇が見られるようなら、きょうとあすで金曜の下げ分を取り戻す展開も期待できる。

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