NYマーケットダイジェスト・3日 株安・金利上昇・ドル高(2)

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・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。バイデン米大統領が「5月末までに米国の成人全員分の新型コロナワクチンを確保できる」と表明したことで、ワクチン普及が米経済活動の正常化を促すとの期待が強まり景気敏感株が上昇した。ただ、米長期金利の上昇を警戒し、ハイテク株に売りが集まると指数は失速。ダウ平均は不安定な値動きが続き、終盤売りが加速した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に続落した。1月6日以来約2カ月ぶりの安値。米金利上昇で相対的に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)銘柄への売りが膨らんだ。

・米国債券相場で長期ゾーンは大幅反落。米インフレ観測が急速に強まる中、FRBの金融緩和が想定よりも早く修正される可能性が意識されて、債券売りが広がった。

・原油先物相場は4日ぶりに大幅反発。今週の石油輸出国機構(OPEC)プラス会合では協調減産の緩和が予想されていたが、一部通信社が関係筋の話しとして「4月も産油量は据え置かれる」と報じると、買い戻しが急速に強まった。米エネルギー省(EIA)週間石油在庫統計の発表後に値を下げるも直ぐに反発し、一時62ドル手前まで上げ幅を拡大した。
 EIA在庫統計では、原油が2156.3万バレルの積み増しと1982年以来の積み増し幅を記録。一方、ガソリンは1362.4万バレルの取り崩しと1990年以来の取り崩し幅となった。

・金先物相場は反落。米長期金利が再び上昇傾向を強めると金利を生まない金への売り圧力が強まり、中心限月としては約9カ月ぶりに1700ドルを一時割り込んだ。ただその後、為替相場でドルがユーロに対し売り戻されるとドル建ての金先物も下値を切り上げた。


(中村)

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