NYマーケットダイジェスト・5日 ダウ最高値・金利低下・ドル安

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(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=110.18円(前営業日比▲0.51円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=130.14円(▲0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1813ドル(△0.0054ドル)
ダウ工業株30種平均:33527.19ドル(△373.98ドル)
ナスダック総合株価指数:13705.59(△225.49)
10年物米国債利回り:1.70%(▲0.02%)
WTI原油先物5月限:1バレル=58.65ドル(▲2.80ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=1728.8ドル(△0.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
3月米サービス部門PMI改定値      60.4       60.0
3月米総合PMI改定値          59.7       59.1
3月米ISM非製造業指数         63.7       55.3
2月米製造業新規受注(前月比)     ▲0.8%    2.7%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは反発。連休明けの米国株相場が上昇して始まり、史上最高値を更新するとリスク・オンのドル売りが先行。前週末の高値1.1786ドルを上抜けて一時1.1820ドルと3月25日以来の高値を付けた。なお、3月米サービス部門・総合PMI改定値は速報値から上方修正され、3月米ISM非製造業指数は63.7と予想の58.5を上回ったものの、相場の反応は鈍くドル売りの流れが継続した。

・ドル円は反落。米国株相場の上昇を背景にリスク・オンのドル売りが先行。前週末の安値110.38円を下抜けて一時109.96円まで下げ足を速めた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時92.54と3月25日以来の安値を付けた。
 ただ、109円台では押し目を拾いたい向きも多く、売り一巡後は110円台前半で下げ渋った。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが観測された」との指摘もあり、一時110.25円付近まで下げ幅を縮める場面があった。
 なお、イエレン米財務長官はこの日、過去30年にわたる法人税率引き下げ競争に終止符を打つため、G20に「法人税に世界的な最低税率を設定することで合意するよう働きかけている」と発言。一方、コロナ禍勝利宣言はまだできないとして、「強力な財政支援策を尚早に引き揚げないよう呼び掛ける」と述べた。

・ユーロ円は小幅ながら続落。ただ、NY市場ではドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。前週末発表の3月米雇用統計や本日発表の3月米ISM非製造業指数が良好な内容となったことを受けて、米景気の回復期待が高まった。米長期金利が落ち着いた動きとなったことが好感されて、主力ハイテク株にも買いが入った。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。前週末発表の3月米雇用統計や本日発表の3月米ISM非製造業指数が良好な内容となったことを受けて債券売りが先行したものの、そのあとは利益確定の買いが入り持ち直した。市場では「4月は日本の機関投資家の新年度入りに当たり、期初計画に基づいた買いが入りやすい」との声も聞かれた。

・原油先物相場は大幅反落。先週末に発表された米雇用統計が堅調な内容になり、米景気回復によるエネルギー需要増加期待で買われる場面もあったが、イランの供給拡大懸念で売りに押された。市場は6日に開催される米国の核合意復帰をめぐる協議の行方に注目が集まっている。

・金先物相場はほぼ横ばい。為替相場でドル安・ユーロ高が進み、ドル建ての金に割安感から買いが入るも、米株が大幅高になるなどリスク選好ムードが強いことが安全資産とされる金に売り圧力がかかり、方向感が鈍い動きとなった。

(中村)

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