ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ユーロドル、続伸

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 13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.1948ドルと前営業日NY終値(1.1911ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に発表された4月独ZEW景況感指数が予想を下回ったことを受けてユーロ売り・ドル買いが先行。3月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったこともユーロ売り・ドル買いを促し、21時30分過ぎに一時1.1879ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、米インフレ指標が予想を上回ったにもかかわらず米長期金利が低下すると一転ユーロ買い・ドル売りが優勢に。200日移動平均線が位置する1.1903ドルを上抜けたことでテクニカル的な買いも入りやすく、一時1.1956ドルと3月18日以来の高値を付けた。米財務省が実施した30年債入札が「好調」と受け止められ、米長期金利が低下幅を広げたこともドル安要因。

 ドル円は続落。終値は109.06円と前営業日NY終値(109.38円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。3月米CPIが予想を上回ったことが伝わると円売り・ドル買いが先行し、一時109.60円付近まで値を上げたものの、米長期金利が低下に転じたため頭は重かった。好調な米30年債入札を受けて米10年債利回りが1.61%台まで低下すると、全般ドル売りが活発化し5時前に一時109.02円と日通し安値を更新している。
 なお、米食品医薬品局(FDA)と米疾病対策センター(CDC)はこの日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンの使用を一時的に見送るよう勧告。ワクチン普及による経済正常化の期待が後退し円買い・ドル売りが入る場面もあった。もっとも、FDAが「J&Jのワクチン停止は数日程度と予想」との見解を示すと、投資家の過度なリスク回避姿勢は和らいだ。

 ユーロ円は小反発。終値は130.31円と前営業日NY終値(130.28円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。低調な独経済指標を受けて20時過ぎに一時129.80円と日通し安値を付けたものの、そのあとはユーロドルの上昇につれた買いが入り130.44円付近まで値を戻した。もっとも、NY中盤以降は130円台前半での狭いレンジ取引に終始した。

本日の参考レンジ
ドル円:109.02円 - 109.75円
ユーロドル:1.1879ドル - 1.1956ドル
ユーロ円:129.80円 - 130.50円

(中村)

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