NY為替見通し=ドル円、日米首脳会談への警戒感から上値が重い展開か

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 本日のNY為替市場のドル円は、日米首脳会談で極東の地政学リスクが高まる警戒感から上値が重い展開が予想される。
 
 日米首脳会談では、日米豪印戦略対話や日米安全保障協議委員会での対中強硬スタンスが再確認され、台湾防衛協力強化が打ち出される可能性が高く、極東の地政学リスク回避で円買いへの警戒感が高まる可能性に要警戒となる。日米共同声明では、台湾海峡を巡る状況に関して対中包囲網で結束が確認される模様で、中国政府の反発は必至となっている。中国とは、日米同盟による対中強硬姿勢、福嶋原発の処理水の海洋放出決定、ウイグル綿の取引停止などを巡り、対立関係が激化しつつあることで、中国による対日輸出の削減や日本製品の不買運動など、経済安全保障への警戒感が高まりつつある。

 昨日15日が提出期限である米財務省の為替報告書では、2020年12月に為替操作国に認定されたベトナムとスイスに関して、経済制裁の発動を見送ればドル高容認となり、制裁発動を検討と示唆した場合、ドル高抑制となる。
 
 3月米住宅着工件数(予想:161.1万件)や建設許可件数(予想:175.0万件)、そして4月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:89.6)などは、バイデン米政権の新型コロナウイルス救済法案(1.9兆ドル)の成立を受けて好調な数字が見込まれており、ポジティブサプライズに要警戒となる。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、一目・転換線の109.58円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、3月23日の安値の108.41円。


(山下)

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