株式明日の戦略-5月初日は500円を超える大幅高、75日線より上を維持できるかに注目

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 5月に入って6日の日経平均は大幅反発。終値は518円高の29331円。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1625/値下がり492。日経新聞の業績観測記事を手掛かりに、日本製鉄が7%を超える上昇。景気敏感株が総じて強く、三井物産や三菱商事など商社株や、三菱UFJや三井住友などメガバンクが大幅高となった。
 
 業績関連では、今期V字回復を見込むコマツや、1Qが大幅増益となったJTが強い動き。中期経営計画や株主還元強化が好感された伯東が値を飛ばした。東京エレクトロンは好決算を受けても売りが先行したが、取引終盤に強含み、終値ではプラスを確保した。

 一方、ソニーGや任天堂、サイバーエージェントなどゲーム関連が軟調。レーザーテックは終盤に持ち直したものの、3Q決算を材料に下落した。SUMCOやSCREEN、アドバンテストなど、他の半導体株も株高の流れに乗れず売られる展開。
 
 グロース株が全体的に敬遠される中でマザーズの主力どころが見切り売りに押されており、BASEやフリー、マネーフォワードなどが急落した。業績関連では、MonotaROやKADOKAWA、住友林業などが良好な着地が好感されず大幅安となった。

 5月初日の日経平均は大幅上昇。29000円近辺では戻り売りも出てくるかとみていたが、一時29400円台に乗せるなど、かなり強い動きとなった。大型連休前は月末が弱いという傾向もあり、多くの投資家が買いを手控えていたものと思われる。この勢いを持続させたいところではあるが、あすは米国で4月雇用統計の発表が控えている。足元でナスダックの動きが弱いことを鑑みると、米長期金利の上昇を招く可能性があるイベントを前にして、一気に楽観に傾く展開は想定しづらい。国内では緊急事態宣言が延長されることになりそうで、今晩からあすにかけて関連ニュースが多く出てくる可能性が高い。反動売りを想定しておくべきだろう。きょうの大幅高で、直近の戻り局面で抵抗となっていた75日線(29248円、6日時点)を上回った。あすは同水準より上で推移できるかが注目される。

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