株式明日の戦略-後場失速もプラスは確保、来週はトヨタやソフトバンクGの決算に注目

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 7日の日経平均は小幅続伸。終値は26円高の29357円。29400円台には乗せたものの後場は失速し、前引けでは上回っていた25日線を終値では下回った。それでもプラスで終えた点は好感できるが、注意を要するのはマザーズ指数の動向。5月に入って連日の下落で、特に後場の動きが弱い。米国でナスダックが弱いこと、業績相場が本格化する局面は新興市場には分が悪いことなど、マザーズを嫌う要素はある。ただ、直近でも特に過熱感が出てきていたわけではないだけに、気味の悪い下げでもある。来週は、アンジェス、BASE、フリー、AIインサイド、そーせいG、弁護士ドットコム、QDレーザ、ウエルスナビなど注目度の高い銘柄の多くが決算を発表予定で、これらの反応が注目される。指数が3月9日の安値1113.58pを下回るようだと、マザーズの弱さが全体にも波及する恐れがある。

【来週の見通し】
 一進一退か。米国企業の決算発表がほぼ一巡し、海外のイベントは少なくなる。国内では決算発表が多く、個別重視の様相が強まるだろう。中でも12日のトヨタとソフトバンクグループは注目される。ここまでの決算を受けた株価の反応を見ると、グロース株を中心に期待値の高い銘柄は売られることが多いが、それ以外では良好な反応も多く見られる。前期の上方修正を発表している企業も多く、業績を材料に買われる銘柄は続出しそうで、この点は相場を下支えする可能性が高い。ただ、業種、銘柄によって濃淡がある分、全体としては方向感が出づらいと考える。指数は米国株、特にナスダックの動向に神経質となりそうだ。

【今週を振り返る】 大幅高となった。東京市場は大型連休があり、立ち会いは2日。休場の間の米国市場では、ダウ平均が史上最高値を更新した一方で、ナスダックは下落が続いた。連休明け5月6日の日経平均は、ダウ平均の強い動きを好感して500円を超える大幅上昇。レーザーテックや東京エレクトロンは好決算を発表しても株価の反応が案外となったが、市況関連や金融株など景気敏感セクターを中心に、全体の底上げが進んだ。7日は米国株の上昇に対する反応が甘く、売りに押される場面もあったが、押し目では買いが入ってプラスで終えた。日経平均は週間では約548円の上昇となり、週足では5週ぶりに陽線を形成した。

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