NY為替見通し=米CPIが波乱要因

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 NYタイムは、4月米消費者物価指数(CPI)が発表となる。市場はインフレ率の高まりにより、緩和マネーの供給元である米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに動くことへの懸念を高めている。FRBはことあるごとに十分な回復が確認できるまで十分な金融緩和を継続する姿勢を示しているが、市場はFRBのインフレ容認に懐疑的。緩和マネー頼りの株高が梯子を外されるリスクへ敏感になっている。

 本日の数字について市場は、焦点となるコア指数は前年同月比で3月の+1.6%から、+2.3%へ伸び率が拡大すると予想している。強い結果を受けて緩和後退への思惑で金利上昇が強まった場合、FRBは景気の腰折れ回避のためタカ派ムードの火消しに走るだろう。しかし、一次的な米金利上昇・ドル高の反応だけでなく、緩和後退の観測を受けた米株安へのリスク回避の動きにつながることが考えられ、為替も荒っぽく上下するとみる。リスク回避のドル買い・円買いでドル円が一時的に安定したとしても、クロス円の急落による円買いに引っ張られる展開も想定でき、保有するポジションの投げを余儀なくされることも考えられる。インフレ率の急激な変動が波乱要因になることへの注意を怠れない。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、6日高値109.43円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、4-7日の下落幅によるN計算値107.91円。

(関口)

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