ロンドン為替見通し=カンリフBOE副総裁とベイリーBOE総裁の発言に要注目か

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 本日のロンドン為替市場のポンドドルは、インフレ懸念台頭に対するカンリフBOE副総裁とベイリーBOE総裁の発言に注目する展開となる。
 米国4月のインフレ率が上昇していたことで、米10年債利回り、英10年債利回りが上昇基調にあり、本日のカンリフ英中銀(BOE)副総裁の講演やパネルディスカッションに参加するベイリーBOE総裁の発言に注目する展開となる。
 イングランド銀行金融政策委員会(MPC)は、5月5-6日の会合で、政策金利を0.10%、債券購入プログラム規模の目標を8950億ポンドに据え置くことを8対1で決定した。金融政策委員会(MPC)メンバーでチーフエコノミストのホールデン氏は債券買い入れ目標額の500億ポンドの減額を主張し、決定に反対したものの、6月のMPC後に退任するため、タカ派色が弱まることになる。MPCは、週間の債券買い入れペースを44億ポンドから34億ポンドに減速すると発表したものの、ベイリーBOE総裁は、週間の債券買い入れペース減速が金融緩和縮小の決定ではないと強調している。
 クラリダFRB副議長が現状のインフレ懸念を一過性のものと述べたように、BOE総裁と副総裁も同様のスタンスなのか、発言に要注目となる。
 ユーロドルは、欧州委員会がユーロ圏の2021年成長率予想を、新型コロナワクチンの普及加速と共同復興基金の稼働などから上方修正したことで下げ渋る展開が予想される。

想定レンジ上限
・ユーロドルの上値目処(めど)は、5月11日の高値の1.2182ドル、ユーロ円は2018年9月26日週の高値の133.12円。ポンドドルは5月11日の高値の1.4166ドル、ポンド円は2018年2月9日週の高値の155.67円。

想定レンジ下限
・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・基準線の1.2022ドル、ユーロ円は一目・基準線の131.05円。ポンドドルは一目・転換線の1.3984ドル、ポンド円は5月12日の安値の153.53円。


(山下)

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