NY為替見通し=今夜の米ISM製造業景気指数ほか、今週の米経済指標の強弱を注視

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 NYタイムは、7月の米ISM製造業景気指数が発表となる。市場予想は60.8と、6月の60.6から小幅な改善を見込んでいる。今週は週末の米雇用統計まで米重要指標の発表が続く。これらの数字の強弱を総合判断して、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が、連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策の行方について言及するとみられる26-28日のジャクソンホール会議(米ワイオミング州ジャクソンホールでカンザスシティー連銀が主催による毎夏恒例の経済シンポジウム)の内容について、思惑を高めることになろう。

 今夜発表のISM製造業景気指数のような景況感に関する調査結果は、改善か悪化の方向性についてある程度の見込みをつけることができても、数値の水準を推計するための指針が明確ではなく、予想と実際の結果にかい離が生じることも少なくない。デルタ株によるコロナ感染の再拡大の影響もあり、景気の強弱自体の行方にも不透明感があるため、思わぬ数値の振れによって、市場が上下に揺さぶられる展開も想定しておきたい。

 また、強い結果に米金利が上昇で反応してドル買いが先行しても、早期の緩和縮小や利上げ時期前倒しの観測が強まれば、株式市場が調整安を強めることも考えられる。ドル円はリスク回避の動きで方向性が見定めにくくなり、不安定に振れる状態になるかもしれない。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、110.13円前後で上昇を抑えそうな21日移動平均線付近。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、オプション設定も観測される節目109.00円。

(関口)

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