3日香港株=上値重いか、コロナデルタ株の流行で景気回復の遅れを懸念

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 3日の香港市場は上値の重い展開か。新型コロナウイルスの感染が再拡大し、デルタ株の流行で世界的な景気回復が遅れることへの懸念が重荷となりそうだ。米国ではワクチンを接種済みの人にも感染が広がり、前日の米国市場では景気減速を見越した債券買いが強まった。米10年債利回りは前日比0.047%低下し、1.179%と2月以来の低水準となった。中国本土でもデルタ株の市中感染が止まらず、これまでに15省・26市で感染者が確認された。中国当局は不必要な省を跨ぐ移動をやめるよう呼びかけている。

  一方、中国証券当局は先週末、企業の上場先について柔軟な態度を示し、政策の予見性と透明性を高めることに言及した。これを受けて海外上場の民間企業などに対する中国当局の引き締め強化への懸念が和らぎ、2日のNY市場で中国ネット・IT株は軒並み高となった。香港市場でもネット・IT株の買いが続けば、投資家心理の改善につながる可能性がある。

  前日のNY市場でダウ平均は続落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅に反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、アリババ集団(09988)やテンセント(00700)が香港終値を上回った半面、HSBC(00005)、中国建設銀行(00939)、AIAグループ(01299)が下回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を約25ポイント下回って寄り付くことになる。 

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