NY為替見通し=米長期金利をにらみながらの取引、ドル円109.00円に厚めの買い

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 本日のニューヨーク為替市場でドル円は、昨日大きく低下した米長期金利の動向をにらみながらの取引となりそうだ。時間外の米10年債利回りは低下基調を緩めているものの、先週の支持水準だった1.22%前後まで回復できないようであれば、ドルの重さは継続か。

 ただ、ドル円の下サイドのオーダー状況をみると、109.00円付近には厚めの買いが観測されており、これが下値攻めを躊躇させているようだ。確かに大台を割り込むとストップロス売りが置かれているものの、108円台も半ばにかけては買いが優勢。日足一目均衡表・雲の下限・109.30円の下で売りが出やすいとの声も聞かれるが、一気に下値を広げるという感じでもなさそうだ。

 なお、本日はNY午後にボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事の講演が予定されている。同理事は6月下旬の講演で、経済活動の再開による物価上昇が解消するまでには、幾分か時間がかかる可能性があるとの見解を示した。また、「経済はパンデミック前のピークを超えた可能性が高い」と述べていた。

 他、今週中に米上院で可決される見通しもある超党派によるインフラ投資法案の行方や、米連邦政府の債務に対する「法定上限の復活」に伴う議会の対応なども注視すべき材料か。また、昨日は急落した原油価格の動向も、相場全般のリスクセンチメントを測る上でも目を向けておきたい。


想定レンジ上限
・ドル円は90日移動平均線が位置する109.65円

想定レンジ下限
・ドル円は5月26日安値108.72円

(小針)

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