ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、3日ぶり反落

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 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反落。終値は109.69円と前営業日NY終値(109.99円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)時期を占う意味で重要な8月米消費者物価指数(CPI)が予想より弱い内容となったことが分かると、米長期金利の指標である米10年債利回りが一時1.26%台まで低下。全般ドル売りが先行した。一時は120ドル超上昇したダウ平均が失速し、350ドル超下落したこともリスク・オフの円買いを促し、2時30分前に109.53円と8月24日以来の安値を付けた。
 ただ、米国株の下落を受けてリスク・オフのドル買いが強まると、ドル円にも買い戻しが入ったため、引けにかけては下げ渋っている。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時92.68と日通し高値を付けた。

 ユーロ円は下落。終値は129.47円と前営業日NY終値(129.91円)と比べて44銭程度のユーロ安水準。21時30分過ぎに一時130.20円と日通し高値を付けたものの、そのあとは一転下落した。米国株安を背景に、リスク・オフの円買いが優勢となり一時129.37円と本日安値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円も軟調だった。ポンド円は一時151.33円、豪ドル円は80.17円、NZドル円は77.64円、カナダドル円は86.33円、メキシコペソ円は5.50円まで値を下げた。
 南アフリカランド円は下げがきつかった。南アが世界最大の産出量を誇るプラチナの先物価格が前日比3%超下落したことも材料視されて、一時7.65円まで値を下げた。

 ユーロドルは小幅ながら3日続落。終値は1.1803ドルと前営業日NY終値(1.1811ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。予想を下回る米インフレ指標を受けてドル売りが先行すると一時1.1846ドルと本日高値を付けたものの、そのあとはユーロ円の下落につれた売りが出て1.1800ドルと欧州時間に付けた日通し安値に面合わせした。米国株の下落を受けてリスク・オフのドル買いも見られた。

本日の参考レンジ
ドル円:109.53円 - 110.16円
ユーロドル:1.1800ドル - 1.1846ドル
ユーロ円:129.37円 - 130.20円

(中村)

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