株式明日の戦略―4日ぶり反落も底堅い動き、良い意味での米国離れ

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 15日の日経平均は4日ぶり反落。終値は158円安の30511円。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり329/値下がり1783。川崎汽船、日本郵船、商船三井の海運大手3社がそろって大幅上昇。レーザーテック、東京エレクトロン、日本電産など主力ハイテクの一角にも強い買いが入った。メドレーやメドピアなど医療系のグロース株が買われており、エムスリーが3%を超える上昇。前日決算を材料に急落した神戸物産に見直し買いが入った。1Qが大幅増益となったヤーマンがストップ高まで買い進まれた。

 一方、ソフトバンクGが5.8%安と値幅を伴った下落。他の主力株では弱い中でも下げ渋ったものが多かっただけに、同社の弱さは際立った。村田製作所やSUMCO、リクルートが大きめの下落。TOBの対象先である新生銀行が買収防衛策を検討していると伝わったことからSBIHDが大幅安。新生銀行の方も大きく売られた。前日急騰した出前館が一転急落して8%超の下落。下方修正を発表したGAテクノロジーズやプロレドは、売りが殺到してストップ安比例配分となった。

 米国株が注目の指標やアップルのイベントを消化して下落したことから、きょうはそれなりに下げが大きくなる展開も予想された。しかし、終わってみれば日経平均は158円安(30511円)と、常識的な下げにとどまった。ソフトバンクGが6%近い下落となり、業種別では33業種中32業種が下落。これだけ見れば300~500円くらいの下落になっても不思議はないところ。軟調相場で耐性を示したことから、あす以降も押し目があれば買いが入りやすい地合いが続くだろう。このところは米国株に弱い動きが見られることが多くなっている。ただ、翌週にはFOMC(9/21~22)が控えており、これを前にしては神経質となるのも仕方がない。FOMC前にあまりに楽観になりすぎると、FOMCが過熱感を冷やすイベントになりやすい。その点では、米国株はFOMC前に調整してくれた方が、その後の上昇に期待が持てる。足元の日本株は、米国株が不安定な動きを見せているタイミングで独自の強さを発揮できている。米国株に調整一巡感が出てきた際には、一段と水準を切り上げることになるだろう。

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