欧州マーケットダイジェスト・16日 株高・金利上昇・ドル高

印刷
(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=109.71円(16日15時時点比△0.48円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=128.97円(△0.05円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1755ドル(▲0.0048ドル)
FTSE100種総合株価指数:7027.48(前営業日比△10.99)
ドイツ株式指数(DAX):15651.75(△35.75)
10年物英国債利回り:0.817%(△0.039%)
10年物独国債利回り:▲0.302%(△0.004%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)        <発表値>    <前回発表値>
7月ユーロ圏貿易収支
季調済            134億ユーロの黒字 119億ユーロの黒字・改
季調前            207億ユーロの黒字  181億ユーロの黒字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。アジア時間に一時109.22円まで売られたあとはじりじりと下値を切り上げる展開だった。欧州勢が対ユーロなどでドル買いが進めた影響も受けた。
 NY市場に入ると、8月米小売売上高や9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い内容だったことが伝わり、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが活発化。22時30分過ぎに一時109.83円と日通し高値を更新した。
 ただ、米国株相場が下落しクロス円が軟調に推移すると、ドル円も109.61円付近まで下押しする場面があった。高く始まったダウ平均は失速し、一時270ドル超下落した。

・資源国のクロス円は軟調だった。米国株相場の下落を受けてリスク・オフの動きが強まったほか、原油や金などコモディティ価格の下落を背景に資源国通貨に売りが出た。豪ドル円は一時79.75円、NZドル円は77.39円、カナダドル円は86.32円、メキシコペソ円は5.49円まで値を下げた。
 南アフリカランド円は一時7.50円と8月31日以来の安値を更新した。南アが世界最大の産出量を誇るプラチナの先物価格が年初来安値付近で推移していることも材料視された。

・ユーロドルはさえない。欧州勢がユーロ売りで参入すると13日の安値1.1770ドルを下抜けて、下げ幅を拡大。良好な米経済指標をきっかけにドル買いが加速すると一時1.1750ドルと8月27日以来の安値を付けた。市場では「欧州中央銀行(ECB)のハト派姿勢に加えて、26日の独総選挙の行方に懸念が広がっている」との声が聞かれた。
 もっとも、米国株相場が下落し、米長期金利の上昇が一服すると買い戻しが入り、一時1.1768ドル付近まで下げ渋る場面があった。

・ユーロ円は下値が堅かった。欧州勢参入後に全般ユーロ売りが進んだ流れに沿って、一時128.61円と8月24日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は下げ渋る展開に。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出て129.09円付近まで持ち直した。もっとも、そのあとはドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに小反発。英経済活動の正常化期待から輸送や旅行レジャー関連株を中心に上昇して始まったものの、米国株が下落すると英株にも売りが波及し伸び悩んだ。金や原油など商品相場の下落を背景に、リオ・ティントやBHPビリトンなど素材株が軟調だった。ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなどエネルギー株も売られた。

・フランクフルト株式相場は反発。米小売売上高が市場予想を上回る内容となったことを受けて買いが強まったものの、現物の米国株が下落すると独株式指数も伸び悩んだ。個別ではシーメンス(2.09%高)やドイツポスト(1.60%高)、シーメンス・エナジー(1.33%高)などの上昇が目立った半面、コンチネンタル(6.07%安)やハイデルベルグセメント(2.21%安)などが値下がりした。

・欧州債券相場は下落。米債安につれた。

(中村)

関連ニュース

最新ニュース

ニュース一覧を見る ≫
アクセスランキング
ご意見BOX ×
当ウェブサービスの問題点や提供してほしい情報など、トレーダーズウェブFXへのご意見・ご要望を、お気軽にお寄せください。
年齢 ※半角数字
性別 男性  女性
ご意見・ご要望 ※250文字以内
※ご意見BOXでは「ご質問」や「問い合わせ」には対応しておりません。御用のお客様は「お問い合わせ」フォームをご利用ください。
トップ