ロンドン為替見通し=恒大への警戒感はやや和らぐも注意は怠れず

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 本日のロンドン為替市場でも、中国・恒大集団の巨額デフォルト(債務不履行)懸念を巡るリスクセンチメントの強弱に振らされる展開か。香港株の前場は下げ渋っており、アジア市場では昨日の過度なリスク回避ムードは後退しつつある。大手不動産デベロッパー・恒大の債権者は中国当局に保護されるとの見方もあり、悲観論に傾くばかりでもなさそうだ。ただ本日まで中国は中秋節の祝日であり、今後のカギを握る中国政府の動向は捉えづらい。そのため、必要以上にリスクへの思惑が高まる可能性も捨てきれないか。

 なお恒大集団の会長は本日、「暗黒の時代を乗り越え、不動産プロジェクトを実現する」と自信を見せ、「不動産購入者、投資家やパートナー、そして金融機関に対する責任を果たす」と語った。

 ユーロドルに関しては、米連邦公開市場委員会(FOMC)を見据えたオプションストライク1.1700ドルや1.1750ドルが意識された動きか。オーダー状況は1.17ドル半ばから1.18ドルにかけては売りが優勢。1.17ドル前半から1.16ドル後半にかけて買いは置かれているが、昨日安値1.1700ドル割れには損切りオーダーも集まり始めた。これらを見る限りでは、下サイドへの警戒感が高まりつつある。

 先週末に米国の商品先物取引委員会(CFTC)が発表した通貨先物のポジション状況では、ユーロは依然としてネットロング(2万7805枚)だった。大台割れともなれば、投機筋が積極的に下攻めする可能性もありそうだ。

 想定レンジ上限
・ユーロドルは17日高値1.1789ドル、ユーロ円は昨日高値129.26円が上値めど。

想定レンジ下限
・ユーロドルは8月20日安値1.1664ドル、ユーロ円は8月19日安値127.94円が下値めど。
 


(小針)

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