ロンドン為替見通し=恒大関連の報道に右往左往か、指標は南アCPIが注目

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 本日のロンドン為替市場でも、中国・恒大集団の巨額債務に絡んだニュースや思惑で右往左往させられることになりそうだ。なお経済指標では、南アフリカの消費者物価指数(CPI)に注目したい。

 アジア午前には、このところ急速に高まっていた恒大集団のデフォルト懸念が一旦和らいだ。同集団の主要部門・恒大地産が、23日の(オンショア)社債利払いの実施を発表したことを受けての反応。
 ただ、恒大は同日に約8300万ドルのドル建てオフショア社債の利払いも期限とされ、こちらについては言及されていない。恒大集団の破綻処理について「オフショアとオンショアの分離」という見方もあるなか、オフショア債については依然として要警戒となる。

 なおユーロドルは大きめな23日NYカットオプションが観測される1.1700ドルと1.1750ドルに支配されている状態。本日NY午後には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表、メンバーの経済・金利見通し、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えているため、レンジ内で納められてしまう可能性はある。

 日本時間17時に発表される8月南ア消費者物価指数(CPI)は、前年比では4.8%と前回4.6%から上振れが予想されている。5,6月の水準には届いていないが、見込み通りであれば、南アフリカ準備銀行(SARB)インフレ目標の中心値4.5%を4カ月連続で上回ることになる。
 明日のSARB金融政策委員会(MPC)では政策金利の据え置きが大方の予想。しかしながらCPIの結果次第では、11月会合に向けて引き締め圧力が強まるかもしれない。

想定レンジ上限
・ユーロドルは17日高値1.1789ドル、ランド円は日足一目均衡表・基準線7.47円。

想定レンジ下限
・ユーロドルは8月20日安値1.1664ドル、ランド円は8月25日安値7.30円。


(小針)

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