NY為替見通し=FOMC テーパリング地ならしの内容を注視

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 NYタイムは、現地午後(日本時間23日午前3時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策が発表となる。焦点のテーパリング(量的緩和縮小)については、今回ではなく年内11月2-3日あるいは12月14-15日のFOMCで実施との見方だが、その地ならしのような発言があるとして、どの程度タカ派的と受け止められるかが市場の動向を左右するだろう。

 現時点で2023年中に2回の利上げを示唆しているFOMCメンバーの金利見通しも変動要因となりそうだ。新型コロナウイルスの感染再拡大による経済停滞への懸念から前回と大きく変わらないだろうが、やや前倒しになるとの見方がある。その場合、市場はタカ派な内容と受け止め、米金利上昇・ドル買い方向で反応することが想定できる。ただ、その場合はFOMC後の会見で、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が慎重な姿勢を示すことで市場の振れを沈静化させることが考えられる。また、金利が上振れても、それが株式市場にネガティブな影響を与え、ドル円の上値を抑える方向に作用するとみる。ブラックアウト期間に発言できなかったFOMCのその他メンバーから後日、個別にタカ派な発言が飛び出すことも予想され、注目イベント後の市場の上下にも、しばらく注意が必要となるだろう。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、日足一目均衡表・雲の上限110.19円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、8月4日安値108.72円。

(関口)

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