NYマーケットダイジェスト・24日 株底堅い・金利上昇・円安

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(24日終値)
ドル・円相場:1ドル=110.73円(前営業日比△0.40円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=129.77円(△0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1720ドル(▲0.0019ドル)
ダウ工業株30種平均:34798.00ドル(△33.18ドル)
ナスダック総合株価指数:15047.70(▲4.54)
10年物米国債利回り:1.45%(△0.02%)
WTI原油先物11月限:1バレル=73.98ドル(△0.68ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=1751.7ドル(△1.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
8月米新築住宅販売件数
前月比                1.5%     6.4%・改
件数                74.0万件    72.9万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングの年内着手や2022年中の利上げ開始の可能性が示され、米長期金利の上昇に圧力がかかる中、全般ドルが買われやすい地合いとなった。市場では「一目均衡表雲の上限110.19円を明確に上抜けたことで、テクニカル的にも買いが入りやすい」との声が聞かれた。4時前に一時110.79円まで買われ、レジスタンスとして意識されている8月11日の高値110.80円に迫った。8月米新築住宅販売件数が74.0万件と予想の71.5万件を上回ったことも相場の支援材料。
 米長期金利の指標である米10年債利回りは一時1.4647%前後と7月2日以来の高水準を付けた。
 なお、メスター米クリーブランド連銀総裁は「労働市場が予想通りに改善すれば、FRBは11月にテーパリングを開始し、来年末までに利上げを行う可能性がある」と述べたほか、ジョージ米カンザスティ連銀総裁は「テーパリング開始への労働市場の基準はすでに満たしている」との考えを示した。

・ユーロドルは反落。欧州株相場や時間外のダウ先物の下落を背景にリスク・オフのドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て一時1.1701ドルと日通し安値を更新した。ただ、26日投票の独連邦議会選挙(総選挙)の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードも広がったため、NY中盤以降は値動きが鈍った。

・ユーロ円は3日続伸。欧州株の下落を受けてリスク回避的な円買い・ユーロ売りが先行すると一時129.39円と日通し安値を付けたものの、ドル円の上昇につれた買いが入ると129.85円と日通し高値を付けた。安く始まったダウ平均が持ち直したことも相場を下支えした。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。前日に大幅上昇した反動で利食い売りなどが先行したものの、売り一巡後は買いが優勢となった。22日にFOMCを無難に通過し、米金融政策を巡る不透明感が後退したことから、これまで様子見姿勢を強めていた投資家の買いが入った。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに小反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。22日のFOMC後に広がった早期の緩和縮小観測が一段と強まり、債券売りを誘った。メスター米クリーブランド連銀総裁やジョージ米カンザスティ連銀総裁のタカ派的な発言も債券売りにつながり、利回りは一時1.4647%前後と7月2日以来の高水準を付けた。

・原油先物相場は続伸。新規の手がかりが乏しい中、今週に米エネルギー情報局(EIA)が発表した在庫統計で原油在庫が7週連続の取り崩しとなるなど、供給逼迫懸念で買いが継続。また、ハリケーン「アイダ」の被害を受けている米メキシコ湾岸で石油関連施設の完全復旧が遅れるとの見方も買いを後押ししている。

・金先物相場は小反発。中国恒大集団のデフォルト懸念が根強く、安全資産とされる金に買いが入った。ただ、米長期金利が上昇し、金利が生じない金を売る動きも見られ、上値は限られた。

(中村)

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