ロンドン為替見通し=本日の欧州景況指標やECB高官発言では動きにくい、NY市場の材料待ち

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 昨日、独連邦議会選挙・組閣の行方は、ニュースとして注目を集めた。だが、ユーロ相場の振れにつながらず、ユーロドルは1.17ドルの節目から大きく離れず、限られたレンジで推移した。

 本日のロンドンタイムは、序盤に10月独消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:-1.6、前回9月分:-1.2)、9月仏消費者信頼感指数(予想:100、前回8月分:99)が発表となる。しかし、これらの指標は、製造業やサービス業の購買担当者景気指数(PMI)の数字が上下にした際のようなユーロ相場の振れに通常つながらない。

 金融政策の行方は焦点となりやすいため、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁のイベントあいさつ、パネッタECB専務理事やシュナーベルECB専務理事の講演には一応は留意してもよいはず。だが、ラガルド、パネッタ両高官は昨日、発言機会はあったが、特段の動意材料とみなされなかった。本日の発言が昨日と異なり動意へつながる踏み込んだ内容になる要素は特に思い当たらない。

 むしろ本日時点では、市場の動向を幅広く主導する米金利の行方に関連し、「コロナウイルス支援・救済・経済保障法」(CARES法)についてパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長とイエレン米財務長官が米上院銀行委員会で行うNYタイムの議会証言を待つ状態か。内容を吟味した米議会による同法案、そして債務上限問題の決着に向けた交渉進捗が、財政の見通しを通じて米債利回りに上昇圧力を掛け続けるかどうか。米金利に左右されるドル相場が、ユーロの動意にもつながることになる。


・想定レンジ上限
 ユーロドルの上値めどは、週足一目均衡表・転換線1.1787ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドルの下値めどは、昨年2020年11月4日安値1.1603ドル。

(関口)

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