NY為替見通し=ドル円堅調維持か、ここ数日は金利低下でも下がらず上値を探るか

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 欧州時間に入りドル円は2018年10月以来となる114.40円まで上値を広げている。この流れは続き、本日の米国時間でもドル円は堅調地合いを維持できるか。

 ここ最近のドル買い・円売りは複数の要因が重なっている。この数日は米金利が低下したにもかかわらずドル円は下落することもなく、株式市場の値動きに対しても大きくは反応をしていない。また、高騰している原油価格に対して利食いが入った場合でも、中国や欧州圏のエネルギー不足の問題は早急に解決することがないことで、大きく値崩れしリスクオフに相場が傾くのは容易ではなさそうだ。

 本日は、この後米国から複数の経済指標(9月米小売売上高、10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数、10月米消費者態度指数ほか)が発表される。通常ならばある程度は指標結果で為替市場も反応をするだろうが、今週発表された消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)でも市場の反応は限られたものだったこともあり、上述の経済指標の結果が為替市場のトレンドを変えることは難しそうだ。また、ブラード米セントルイス連銀総裁、ウイリアムズ米NY連銀総裁の講演なども控えているが、市場では11月のテーパリングをほぼ織り込んでいることで、余程のサプライズがない場合は両社の発言にも動意薄になりそうだ。

 市場参加者のドル円の買い遅れ感は強く、米国時間もじり高の展開になることが現時点では可能性が高そうだ。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、2018年10月4日高値の114.55円を超えると、節目の115.00円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、本日安値113.65円。


(松井)

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